焼きそば | エルコのブログ ~ドイツはライン川のほとりで~

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ドイツはライン川の近くに住むエルコが、日常の風景をお届けします

先週、家族それぞれが食べたいものを食べることになった日、私は久しぶりに焼きそばを作りました。

 

夫のお弁当にちょくちょく作っていましたが、自分のために作るのは本当に何年ぶりかというくらい。

小さい頃は母の作る焼きそばが大好きで、腎盂腎炎で幼稚園に行かれなかった日のお昼ご飯は、焼きそばをねだって作ってもらった覚えもあるほどです。

 

だけど、日本国外に住み始めて、焼きそばの麺が高くて庶民の味から遠のいてしまって、ソースなしの麺だけを買うんですけど、それもまたいつ買いに行かれるか分からないのでちびちびケチケチの生活を送っています。

日本のだと3食入りで7ユーロを越えてしまったりしますからねぇ。

麺だけでも2ユーロ近くしてしまうものもあり、こだわりのない私は一番安い80セントほどの物を購入しています。

 

で、その麺を使って久しぶりに作った焼きそばなんですけど、油が回ってしまった味がして美味しくありませんでした。

すっごく残念。

いつも大量に買って賞味期限を切らしてしまうんですけど(でも、味は殆ど変わらないので食べている)、今回のこの麺はまだ期限内。

保存状態だって直射日光が当たるような場所ではありませんし、悪くなるような条件はない筈なんですけど、どうしちゃったんでしょう…。

 

これまた久しぶりに覗いた日本食材屋さんのネットショップ。

えっらいことになっておりました。

ただでさえ高い日本食が、更に更に高くなっておりまして、5食入りの袋ラーメンがななななんと12ユーロ超え!場所や物によっては15ユーロも超える!!

 

私がこちらに来た当初でも、5食入りで6ユーロ以上していて高いなぁと思っていたんですけど、ここ数か月でどどーーーん!と大幅値上げだったようです。

これじゃぁ、買えないよ(買ったことないけど)

 

そこでまた触発されてしまい、麺を作ることにしました。

 

ラーメンの麺は普通に作っていたので、それを要するに蒸せば良いんでしょ?という感じです。

 

フードプロセッサーで粉を回しながら塩水を注ぎ入れ、水回しが終わってある程度ぽろぽろになったら生地を厚手の袋に入れて暫く踏み踏み。

その後しばらく寝かせてから製麺。

水を入れるのをゆっくりやってしまったら、機械が回らなくなってしまいそれ以上水を入れられなくなってしまいました。

かったい、硬い。

 

裁断したらちょっと揉んで縮れ麺にします。

 

これでラーメンの麺はできたんですけど、これを蒸さないと焼きそばとは言えないのです。(多分)

 

2玉ほどザルに入れて、強火で8分ほど蒸しました

 

水で洗ってから油をかけて麺同士をくっつかないようにします。

 

これで焼きそばの麺が完成!!!

 

8分ほど蒸しましたが、バリかたって感じでした。

一応火は通っているんでしょうけど、下手したら麺が折れて(ちぎれて)しまいそうな感じ。

 

この麺を使って焼きそばを試作してみましたが、炒めている時に水を入れて蒸しますのでちゃんとできました。ただ、蒸す時間を長めに取った方が良いかなぁといった感じでしょうか。

最初の蒸す時間を長めにすれば良いんでしょうけど、今回は保存方法を試してみたいのでこのくらいにしました。

 

栗拾いをした時に試した、袋に入れて真空にしてから茹でて殺菌する方法を焼きそばでも試してみたかったのです。

沸騰したお湯に3分ほど入れる予定でしたから、最初から火が通り過ぎていると更なる加熱で軟らかくなりすぎてしまうかもしれませんので。

 

ちょっと空気を抜き過ぎた感じもありますが、一応潰れていないのでよしとしましょう

 

さてさて、どのくらいもちますでしょうか。

常温保存ができるのが望ましいんですけど、ダメなら冷蔵庫で保存も視野に入れてます。

それでもダメなら冷凍庫!

 

ようやく地下室の個人スペースに電気が通ったので、長年の夢だった冷凍庫を設置することができました。

7段くらいある冷凍庫なので、いっぱい作ってもまだまだ余裕があります。

 

これで値段を気にすることなく焼きそばを食べることができそうです!

パスタマシン万歳!

真空パック万歳!

冷凍庫万歳!!