おせっかいばばぁ
というイキモノは存在するわけです。
あ、先にお断りしておきますが、
決して 邪険にしているわけも
バカにしているわけでも
嫌っているわけでもございません。
個人的に ばばぁ という呼称には
オバサン という呼び方よりも
遥かにたくさんの愛が篭っております♡
おせっかいばばぁ とは、、、
こちらが頼んでいないのに、
望んでいないのに、
やたらと面倒をみてくれちゃう、心配してくれちゃう、世話好きな、
うっかりすると「ありがた迷惑」と言われてしまったりもする…
他人の面倒見る前に、自分のことをちゃんとやりなよー！
なんて思われちゃったりする…
でもなぜか憎めない存在だったりする。
数年前には
こんなワタクシのところにも、
おせっかいばばぁ的なところを経由して、
見合い話
なるものが思わぬところから飛んできて、
家族みんなでビックリ笑ってしまったものです。
そんなお節介が良いか悪いかは、
その時々当事者たちの受け取り方次第ですが、
おせっかいばばぁ達のお節介は、
彼女たちなりに 優しさ の表現なんですよね。
でもそんなとこにも
需要と供給のバランス
は大切なのですよね。
何事にもバランス大切。
そのバランスが取れてないから
優しさのつもりが お節介になってしまう
というザンネンな話。
何が言いたいかって？
最近考えていたんです。
最初の師匠 保科直美先生や 根岸湖先生の言葉・・・
綺麗にポーズを取らせたい とか
不調を治してあげたい とかって言うのは
場合によってはインストラクターのエゴだよね～
みたいなコト。
言ってた気がする。
結局何でも 本人次第 なんだよね。
まして私たちインストラクターは
医者や治療家ではないから。
ココロやカラダを快適にハッピーに過ごすための智慧である yogaをお伝えするのが仕事です。
快適さやハッピーってモノは、
明確なコレ！という正解はなくて、
10人いたら10通りはあるわけで、
1人の人にとっても、その時によって答えは変わるかもしれない。
こと病気に関しては、
特にいろいろ思う今日この頃です。
病は気から
なんてよく言ったもんですよね。
何をしても治らなかったのに
ただのラムネ菓子を 素晴らしい薬だと信じこんで飲んだら治ってしまった
なんて話、あるじゃない？
絶対治ると治療家たちが思っても
病気の本人が治る気がしなければ、いつまでたっても治らなかったりするじゃない？
実際は気持ちだけの問題では無いかもしれないけれど、
でも根本的なところは気持ち次第ですよね。
とっても美味しい食べ物だって、
コレを食べたら太るとかカラダに悪いとか
って思いながら食べたら、美味しくいただけない。
カラダに良いっていう食べ物だって、
全然美味しく感じられなかったり、それを無理に食べなきゃいけないってストレス感じるなら、カラダに良いとは思えない。
治してあげたい
という強い気持ちは、うっかりすると、
おせっかいばばぁのお節介と同じ優しさになってしまうかもしれない。
優しさ ってなんなんでしょうね？
コレも答えは10人10色で、
状況によっても答えは変わっちゃうものですね。
良かれと思ってしたのに、
それが返って負担になってしまっていたり。
優しさゆえ、愛ゆえ、の行動だったのに、空回りしちゃうみたいな、、、？
相手を想ってうまく付き合うには、
相手のために！というエネルギーが強くなりすぎちゃいけないのかもしれません。
「きっと彼女を幸せにしてみせます！」
とか
「私を幸せにしてください！」
なんてセリフがあるじゃない？
わたし、それには違和感を感じますね。
「一緒に幸せになります」
という方がいいなー。
自分をハッピーにするのは
やっぱり自分なんですよね。
愛する家族や友達や恋人に喜んでもらえるとハッピーなのだから、
相手も自分に同じことを望んでいるわけよね、きっと。
相手を喜ばせるために、自分が苦労してまで何かをしてあげようとしちゃうと、本末転倒。
ハッピーな人同士が集まったら、世界は平和なんでしょうけれど。
気とか心をコントロールするのは
なかなか簡単ではありませんね。
修行が足りないわ。
