こんな解釈はうまくいく | 治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

整体院、整骨院、マッサージ、鍼灸院など治療院経営で悩んでいるあなたに正しい経営の考え方、ノウハウをお届けします。

こんにちは、工藤です。


本日は、治療職人の先生には
ちょっと耳が痛い話です。


うまくいく治療家さんには
2種類います。


職人タイプと経営者タイプの
2種類です。


バランスよくこの2つの感覚を
持っている先生は少ないです。


多くは職人タイプに
偏っています。


・腕さえよければ繁盛する

・繁盛しないのは腕が悪いからだ


というように技術を追求します。


これはこれで悪くはありません。


ただし、かなり時間がかかることと
ただの"自己満足"で終わっている
先生も結構いるのが事実です。


一回で治すことが
治療家の使命であり
それが繁盛すると本気で
信じ込んでるタイプです。


僕もいろんな繁盛先生に
お会いしてお話を聞いてきましたが
本当に技術だけで繁盛している
先生は全体の3%程度だと思います。


しかも、その土地で長く開業している
という条件がだいたいつきます。



長く開業している



既存患者さんの数も多い



口コミも徐々に起きる



10年以上の蓄積で
徐々に繁盛院に成長する



技術だけで繁盛している先生も
最初から繁盛していた訳じゃなく
徐々に成長してきて
現在がある先生が多いのです。



また、あの先生は技術がよいから
繁盛していると一見見えても
実は集客や患者さんの固定化など
意外としっかりやっているケースが
多いのも事実です。



逆に言いますと技術だけを
追及して治せば繁盛するという
先生はかなり少ないです。



2チャンネルなど見ていると

「治せないから繁盛しない
 本当に治せる力がないから
 繁盛していないんだ!」

などと主張する先生も
いらっしゃるみたいですけども
おそらくそういった先生は
あまりうまくいっていません。



技術・技術、治すのが大好き
と言っている先生ほど
実はあまり経営がうまくいっていない
ケースが多いのです。


技術職人の先生には
申し訳ないですがやはり
売り上げというのは1つの
指標になると思います。



売り上げが低い



選ばれていない



貢献度が低い



という解釈をすべきなのかと
僕個人は思っています。



患者さん、地域に貢献した
「ありがとう」と感謝の総量が
お金として帰ってくるからです。



売り上げが上がっていない
ということであれば
「感謝の総量」は少ないと
捉えるという視点は大事です。



お金じゃない、患者さんの笑顔だ

1回で治してあげることが正義だ



すごく聞こえはいいですけど
これはただの自己満の世界です。



以前こんな先生に
お会いしたことがあります。


「クドケンさん、僕は腕には
 自信がすごくあるんですけど
 月商40万円以上行きません。

 ほとんど一回で治し切るので
 患者さんがリピートしないんです」


と真顔で相談されました。


↑この事例はどのように感じますか?



本当に1回で治し切っているならば
繁盛していないほうがおかしい。


本当ならば家族や友達に
教えているはずです。


でも繁盛していないという
事実がある以上、
どこかがズレているのです。



このケースまでとはいきませんが
多くの職人タイプの治療家さんは
どこかにズレがあります。


この"ズレ"を調整しないと
うまくいかないのです。



うまくいっている先生の
捉え方(解釈)はこうです。



================================
1度ご縁があった患者さんは
一生自分が責任を持ち
健康な状態を維持してあげる
================================

↑リピート・固定化



================================
自分の価値をきちんと
地域に伝えてあげることが
地域への最大の貢献だ
================================

↑新規集客


こういった考え方をもっている先生は
うまくいっています。



もし、先生が集客活動や
リピート、固定化などは
自分の治療道に反するなどと
思っているならば少し
捉え方を変えてみましょう。



1回で治す



二度と同じようにならないように
予防、メンテナンスをする




ずっと通ってもらうことが
最大の患者さんへの貢献


=======


自分の技術は口コミだけ十分




自分の技術を地域の方に
もっともっと広めて貢献する





売り上げが感謝の総量


=======


こんなイメージでしょうか。



同じ治療院経営でも
うまくいっている先生と
うまくいっていない先生は
捉え方、考え方が違います。



もし今現在、技術だけで
繁盛すると思っていて
今現在繁盛してないならば
うまくいく考え方をしましょう。



実は繁盛するしないは
"技術の差"ではなくて
"考え方の差"なのです。


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