先週の土曜日、名取教室に入ると、中3ぜんけん模試の成績表が教室に届いたとの報告が。

 

 

過去の結果はどうでもいい。11月から12月、1月にかけてのラスト3か月の結果がすこぶる大事であると講師や生徒に言い続けてきました。今回返された10月号はその前哨戦。多少ドキドキしながら数字に目を通すと……

 

 

★得点は5教科合計。カッコ内は偏差値。

 

前回369点→411点(66.1)

 

中2のときから宮一国際探究(62.2)に行きたいと口にしていた女子、苦手の英語が60点台から80点台に上がり、とうとうボーダーを超えるもまだまだ油断はできない。ラスト3回が勝負。

 

・前回329点⇒401点(64.9)

 

一高(65.4)まであと少し。授業で当てたときに「たぶんハズれてるんですけど」と保険をかけるのがこの男子の悪いクセ。「自分が答えるんで絶対当たってますけどいいですか?」という横柄さが備われば大丈夫。

 

・前回297点⇒358点(60.0)

 

制服で選んだ南高(60.0)にぴったり届いたものの、まだまだ安心できないのは宿題をやらない(できない?)から。最近よく自習している姿を見かけるようになったのはお母さんのハッパがけのたまもの。ここから3回が本当の勝負どころ。泣こうがわめこうが厳しくいきます。

 

・前回374点⇒418点(66.9)

 

中1のとき238点、偏差値51だった男子。よくぞここまで這い上がってきたものだ。

 

休み時間、その男子はニコニコしながら、

「先生聞いてください、オレ、社会はずっと60~70点台だったんですけど今回92点取りました!」

「ほ~う、よく頑張ったね。それはなぜだと思うね?(「先生のおかげです!」と聞いて悦に入りたい照れ)」

 

「教科書を読んだからです!」

「そ……そうか汗

 

「勉強時間はそれほどでもないけど、教科書の読書は毎日3時間ぐらいしています!先生が、社会は教科書読みだって言ったから」

「言ってもやらない奴がほとんどだ。よくやったな。スプラトゥーン買ってたら絶対やってなかったな(笑)」

 

 

 

 

・408点(63.8)⇒455点(71.1)

 

「五橋の○○さんに負けたのが悔しい」と言ってほぼ毎日自習に来てコンコンと勉強する男子。これなら二高も余裕だなと褒めるもまったく行きたくないようで。。。ま、塾の実績にしようとしているこちらにはお構いなくあせるドンドンやってくれい笑い泣き

 

先日、自習中に声掛けすると、ボソッと「工藤先生の歴史の授業を聞きたい」とのこと。ほうほう、オレの講談師風解説をね。やっぱり分かる人には分かるんだな。冬期講習でまたやるからな!