今日は昨日のブログの続き、
「何を勉強したらよいか分からない」と悩む受験生へアドバイスです。
今回はパターンB。
「正答率の高いところはノーミスも、難しいところで得点できない」の生徒のケースです。
まずこの成績の人に私が伝えたいのは…、
ここまで本当によく頑張ったね!ということです。
3年間キッチリ、講習なども含めて習ったところを丁寧に復習してきた結果です。
あなたは人の何倍も努力をしてきました。ワークをしっかりと繰り返してね。確認しなくても分かりますよ。出来るはずの基本知識で落としていませんから。
前回のパターンAの人は、前半でポロポロもったいないミスを重ねていました。中3で部活を引退してから本格的に勉強を始めた人が多いようです。
成績は上がったり下がったりで不安定。昨日のブログでテキストの繰り返しをしよう!早く穴をなくそう!と言いましたが、果たして入試までに間に合うのかどうか…。
しかし、あなたにはそういうところがありません。成績は安定しています。素晴らしいことです。合否の予測が立ちやすく、こちらとしても安心して受験会場に送り出せます。
昨日、人間の脳みそを器と水に例えましたが、Bグループの人の頭脳を図に書くとこんな感じになるでしょうか。
水漏れはテキストの繰り返しにより、ほぼ修復済みです(これはデカい!)。
だから勉強法としては、テキストの繰り返しはもうあまりやらなくてもいいかもしれません。
マジメなあなたは、もう何度もやったそのテキストは答えを覚えているほどになっているのでは?
だったら、これからの勉強法としては、いろんな角度から飛んで来たボールに対応すべく、実戦力をつけることです。
それには新しいテキストがいい。特に公立高校入試過去問がいいでしょう。県内版だけでなく全国版にもチャレンジしたい。
とにかく多くの種類、例をあげると、英語の長文、数学の関数・図形、国語の長文などいろんな題材に触れると、経験値が増して得点アップに期待できます。ぜひ取り組んでみてください。
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…と、勉強法については触れましたが、これから大変言いにくいことを言います。
それは…もしかしたら入試までにさほど得点アップは望めないかもしれないということです。
正答率の高いところで落としているAグループ↓の人は、成績不安定も、しっかりやれば比較的すぐに穴が埋まり加点できます。
しかしBグループの人は、、、
これからひっくり返していく部分は、一生懸命勉強しているほかの多くの人でも正解できない難しい分野です。なかなか急に改善できるものではありません。
だからこの状態で、あなたが現在志望校に届かない位置にいるなら…私は志望校の変更も考えた方がいいと思っています。
私立に行くことになっても構わないと考えているなら、現在の志望校に挑戦してもいいですが、私立は回避したいと考えるなら…、ここは冷静になって一段階落とす一手だと私は思います。なぜなら高校受験がゴールではないからです。
塾がこんなことを言ったらオシマイだろうと思いながら書いています。
でも無謀に突っ込んでいって、はじき返されて、生徒が泣いて絶望的になるのは見ていて本当につらい。しかもその子が私立に行くことなどゆめゆめ思っておらず、努力すれば絶対受かると思い込んで希望が叶わなかったときなどは、その後の大変さを知っているだけに身が張り裂けそうになります。
そこでまたまた言いにくいことなのですが、こういうことは本当は親が言ってあげればよいと思っています。ウチの子はもしかしたらここが限界なのではないか…と、認めてあげること…。
ビシビシ尻を叩いてハッパをかけて、なんとか運よく滑り込んだとしても、この子は高校で苦労します。
だったら部活もプライベートも全部ナシ、こんな成績では許しませんよと子供を勉強漬けにして途中でバブルがはじけたようににっちもさっちもいかなくなった生徒を何人か知っていますが、なんともつれない気持ちになります。なんとかならなかったのかな…と。
ちなみに、先ほど「ここが限界」と書きましたが、それはその子の能力がそれ以上伸びないと言っているわけではありません。
入試までの残り数日の間の話です。
あくまで、短期間での改善は難しいだろうという話であって、高校に行ってからも無理という話ではありません。
進学後も、地道に勉強を継続して(高校合格がゴールと思って、受かった瞬間にやらなくなる生徒が多い)、
16歳、17歳…と年を重ねて精神的にも成長し、物事を冷静に俯瞰して見られるようになり、
それが勉強と融合して急に実力が上がった生徒を私は何人も知っています。(過去ブログ参照)
だから今、"期限内での"実力アップが難しいなら、ここは一歩引いて、高校で頑張れば良いと思うのです。
ただこれは、あくまで私の意見であって、教育方針は何通りもあり、それぞれに成功した例があることは付言しておきます。
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なんかこんな感じの終わり方ですいません![]()
勉強法の話でした!
前回&今回のことを参考に、生徒の皆さんは受験当日ギリギリまで全力を尽くしてくださいね!
あのときもっとやっておけば…はナシで!



