
今年も行ってまいりました「寿音~スペシャルセッション 低音対決!」。
いやいやいや、お盆前のハナシですけど。。。(笑)
元デビッド・リー・ロス バンドのギタリスト、トシ・ヒケタこと引田寿徳さんのソロ・プロジェクトが薬研掘りのスマトラ・タイガーに帰ってきましたよ。

去年はお盆の後半の8月16日だったんだけど、今年は原爆の日よりも早い8月3日。
しかも金曜日。
午後から有給を取ってお手伝いに~。 このあたりは海外企業の自由なとこです。
搬入時間のちょびっと前にハコに着くと、すでにトシさんたちもちょうど着いたところ。
なぜか広島にいるのに韓国冷麺が食べたくなって、お昼から焼肉屋で腹ごしらえだったそうで。。。。
やはり、普通じゃない人は発想も普通じゃない(笑)
「おはようございます」と挨拶をするのですけど、なんだか芸能界みたいでフシギ。
だってもう14時をまわってるんだし。
荷物を降ろし、音出しまではほんの30分。
今年も昨年と同じく2部構成だけど、2部とも去年とは内容が違います。
せんせい以外のメンバーは「今、日本で一番ソウルフルな女性ボーカリスト」嶋田恭子(GI-NA)さんをボーカルに迎えて「GI-NA and FAGS」というバンドで活動されているので、まずはそちらのリハから。

ソウルフルかつロックンロールな歌+ばっちり構築されたハードバック演奏って。。。。。
「スゴイ、フシギ」以外になんて言えばいいの?
もちろんボクのようなトーシロの感想なんてどうでもいいのですけどね。
そんなエッセンスがギュッと詰まったCDがなんとたったの1000円。
寅さんのバナナのたたき売りより安いぜぃ。

こんなすっごい人なのに、CDの陳列はGI-NAさんがご自身で。 なんだかもう、音楽の世界って。。。。
さて、リハも進んでいよいよせんせいの出番。
画像ではユルい学生バンドとなんら変わらない雰囲気ですけども、、、、鳴ってる音はエゲツないのですよ。

ベースのバッキングが終始シンセみたいで印象的な「RAIN」。
リハということも忘れて聞き入っていると「ま、こんなもんでええか」。
最後まで聴かせてぇ。
リハではメガネ君のせんせいですが、このライブの後にレーシックをしたので、ある意味 貴重な画像か、、、、?
一応、掛け合いのパートは膝を突き合わせて確認してるけども、コード進行、長さなどの構成、キメを話すも

「こんなカンジで」。ってほんの5分。
ほどなく本日のスペシャルゲスト、超絶ギタリストKelly SIMONZさんも登場。
いやいや、到着された時にちゃんと挨拶をさせていただいてるのですよ。

非常に腰の低い、折り目正しい方です。 なのにオーラはロックスター、これまたフシギ。
アンコールの「Burn」の練習もちょびっと。
さすが、プロミュージシャンから「先生」と呼ばれる人たち。
打ち合わせ「したの?」くらいの会話でポーンと超絶な演奏が飛び出すのですよ!
リハを眺めてるだけで、普通のプロのライブの10倍くらいの密度なんだよ。
そして、この日の低音対決のセットリスト。

リストの上に貼ってあるガムテープに、ちょこっとコード進行が書かれてるの、見えますか?
これメンバー持ち回りのソロパートの進行です。
このメモだけで、ほぼ10分近い持ち回りパートを回してしまいます。
普通の人なら、さらに小節数を加えたり「これ8回」とか書いておかないと構成が成り立ちませんが。。。。。
リハを終え、本番までブラブラしてる間に、パルコの島村楽器でKellyさんに遭遇。

「頭でイメージした音を泣きのギターで表現できる本」をリリースしたばかり。
ボク、ギタリストじゃないけど本を買ってサイン(とドラえもんのイラスト)を貰いたかったなぁ。
来年も寿音はあるかもしれないけど、Kellyさんがいらっしゃる可能性はとっても低い。
ああ、なんて間の悪い男なんだ。
さてさて、本番の様子はせんせいのブログ8月のアーカイブで♪ 動画もたくさんあって、コーフン間違いなし!
アンコールまで終えると約2時間半の長いステージ。
見てる方も汗だくでヘトヘトだけど、みなさん気さくなので夜中までだべったりサインをいただいたり一緒に写メ撮ったり、、、、、機材や弾き方のレッスンまで(笑)
ボクも、せんせいのお友達のサユリさんとパチリ。

そして、お約束のFireさんと刺青つながりでパチリ。

こうして、興奮冷めやらぬまま薬研掘りの夜は更けてゆくのでした。
1週間後には、同じステージで大学のロック部のOB会。
やっぱ夏はRock rolls ON!