3月24日(日)もグレ釣りに
この日は、4月から島後に転勤になる消防士のフミヤと釣りに行く約束をしており
さらに、小・中の時の後輩で福友渡船の船長と同級生のトモキが滋賀から釣りに来ており、グレ釣りを教えてほしいということで3人でグレ釣りに行きました
そういえば高校も同じ3人だな
宿泊まりのトモキは早朝から磯へ、フミヤの仕事が終わるのを待ち10時過ぎにどっきーに渡してもらい、トモキの釣りしてる磯に合流
楽しそうなフミヤ
3人でできそうな磯でルアーもアジの泳がせもやりたいというトモキの要望で、上がったのはオオエ
この前、大貴とけんちゃんと上がった磯
ルアー竿と泳がせスタンディング用の極太タックル出しながらフカセでグレ釣りして待ってたトモキ
釣りが大好きで、京都大学院で琵琶湖やバスの研究や活動をし卒業後は行政職にそこでも琵琶湖の環境保全事業に携わりながら琵琶湖と世界を繋げるすごいやつです
言い換えれば釣りバカですね笑
前日はフェリーで来たものの大しけで渡船で行けず、ハードな磯場へ歩いて行きルアーを投げ倒し、夜は港でメバルを釣り倒し、当日は朝からアジを泳がせ根魚やヒラマサを狙い、ルアーでヒラスズキを釣ったあとグレ釣りをして待ってたらしい
そんで開口一番、グレ釣り教えて下さ〜いと
なんでも、開始から2時間くらいノーヒットで心が折れかけだと
前回私がやってた場所がぱっと見やり易そうな状況で、とりあえずフミヤをそこへ案内し、これでやってみてと紫水競技5/Bをセットした仕掛けを作って渡したあと、再びトモキのとこへ
どんな感じなん〜と聞いてみると、今0号のウキにガン玉Bを打ち、ウキ下竿2本で沈めてやってますがサシエも取られません
と意味の分からないことを
笑
海を見た感じ、波はなくベタで波長の長いウネリが少しだけあり、潮は緩く右へいきながらぼけてるけど、所々うっすらと狙えそうな筋があり、風は東風が左から右へ7〜8m/s吹き上滑りがあるような状況
竿を取り上げ仕掛けチェック
道糸は3号、ハリス2号が1ヒロ半くらい、大きめの0号ウキに直結下にBが打ってあり、ウキから上1ヒロくらいと竿2本くらいのとこになるほどウキ止めが付いてます
今の状況だとこんなんじゃ一生釣れないわ〜と言いながら勝手に仕掛けをチェンジ
紺水Ⅲ:L2/Bを通し、ハリス4mに誘導50センチに表示通りガン玉を打った仕掛けをセット
ポイントは10〜20m先に所々できる潮の筋、釣座は海面からやや高く、道糸も3号と太く風の影響を受けやすい、その抵抗を殺しながら上滑りに対してその筋で止めることができ張りを入れられるようにLサイズを
さらに、道糸管理と馴染みを考慮し、また少しの状況変化にガン玉の打ち方や張り加減で対応できるよう、釣りの幅を持たせるため2/Bをチョイス
紺水Ⅲから派生したVR-ⅣとMS-Ⅳはどちらかと言えばいわば玄人向きのウキ
紺水VR-Ⅳは感度と潮乗りに、紺水MS-Ⅳは安定と踏ん張りに特化したウキですか、どちらも性能を最大限に発揮するためにはマニュアル操作が不可欠になります
それに対し先代の紺水Ⅲは、どっしりして上の抵抗に負けず粘りがあるのはもちろん、たとえばウキから穂先までの道糸が必要以上に出過ぎてたるんでいるような状態であっても、水面下に流れがあればウキから下の張りをウキが作り、魚が食う状態に持っていってくれ初心者でも使い易く、これまた素晴らしいウキです
そういうことで紺水Ⅲ:L2/Bをセットした訳ですが、これでやってみてと竿を渡し、狙い方と馴染ませ方を説明して釣ってもらうと、仕掛けチェンジ再開後2投目にアワセが決まり
⬆️⬆️この満面の笑み笑
30後半のグレでしたが、それまで2時間グレが釣れなかったのに、仕掛けのセッティングと釣り方を変えて釣った1尾にひたすら感激していました
私も準備をして、トモキの隣の船着きで釣りを開始します
横風がまともで、上がかなりとられる状況
紺水MS-Ⅳ:M5/Bにハリス4mに直結下にB、真ん中にG5を打ち、ウキ止めまで誘導50センチの仕掛けでスタート
20mくらいの、少し沖の潮筋の潮目を狙うと2投目に30センチくらいの口太が
その後ほぼ入れ食い笑
するとトモキがしょっちゅう後にやってきて質問責めに
頭が良いので、動作を見て理由を考え答えを出して納得し、分からないことは質問して理解を深め、すぐに自分の釣り座へ戻って試してみるということを繰り返していて関心しました
グレのサイズはこの時期にしては珍しく、20センチくらいから28くらいの小さいのもいますが、35センチまでの尾長が多く、同じ筋から連発
少しすると緩い潮筋が完全に消滅し、手前に当ててくる流れに
潮変わり直後はチャンスと思い、磯際を狙うため竿2本先に投入して磯際で馴染ませたウキがゆっくり入るアタリを合わせると強い引きと重量感
ぼってぼての良い体型の45センチが釣れました
この潮が流れていた間は足元の1ヒロ強〜2ヒロちょいのとこで撒き餌を拾う30センチ級が沢山見えていて釣れるし、餌取りのモブシも沢山いてびっくり
そして潮が左へゆっくり流れ出すと、1時間以上沈黙していたフミヤの竿が大きく曲がり、なんだか大きそう
急いで駆けつけてみると
これも素晴らしいコンディションの45センチの良型
ようやく釣れましたと言うので、本当かや〜
と竿を借りてやってみると、3投して2尾釣れました
同じセッティングでも、投入点と操作、馴染ませ方次第で釣れる魚も釣れなくなる
この後1時間くらい隣に立ち
撒き餌の打ち方と打つ位置から仕掛けの投入点、道糸の操作・置く位置・張り加減、馴染んでからの馴染ませ方など横からやいやいやいやいと
やり取りも横からやいやいやい
この後も45センチ級を追加し、嬉しそうにしていました
さっきまで掛けられなかった魚がコンスタントに掛けられるように
船着きのトモキもポツポツと追加しグレ釣りを楽しんでいました
2人とも、釣れる状況と釣れない状況、やり方次第で釣れる魚、釣れない魚がいるということを身を持って体感し、失敗と成功を体験できたと思います
この後は潮も止まり、納竿20分前まで左からの横風が15m/sくらいの爆風になり
遠投遊水で沖を狙ってみますが沖では反応がなくなり、磯際付近を紺水MS--Ⅳ:S2/BやM2/Bで丹念に釣って43センチまでをポツポツ追加
納竿20分前に風がピタッと止み、このタイミングで再び本命の左への潮がゆっくりと流れだし、35〜42センチを3尾追加してこれからというところで納竿の時間となり、片付けて迎えの船に乗りこみました
嬉しそうなフミヤ
島後でグレ沢山釣ってくれよ
どれもコンディションの良い魚が多く、白子たっぷりで最高でした
尾長も多くなってきて、これからも楽しみですね〜