3連休初日の23日は、丸尾君と村上君が釣りに来る予定がキャンセルになり一人で釣行
朝は様子見で大頭(おおがしら)に
港から出てすぐ、島津島の南端の磯で、コッパがむちゃくちゃ多い磯ですが地形的にはかなり良さげな磯で低水温期なら面白いかと
先端でやりたかったですが、北東のノタが入り時々被っているので、先端の少し手前からやります
潮は当て気味に左流れ、紺水VR-Ⅳ:M5/Bでウキ下3ヒロくらいで先端のサラシとのぶつかりを狙ってみますが餌が残り
コッパがいないならチャンスかと沖の潮筋のヨレを狙いZERO紺水L01にG2を打ち、40mほど遠投してみますが、大タボの方へ巻き込んでいく流れで微妙な感じ
ヨレで止めてやるとフグ、コッパ、コッパと連発したところでノタが大きくなり釣座付近も被り出したので少し立ち位置を移動します
南西に向かう潮の時にやってみたいポイントですね
荷物を持ち30mほど右側の高い釣座に移動
こっちは釣座が高くていい感じ
10匹ほど釣ったところでますます当て潮が速くなり、ウキが磯際につくくらいになり休憩に
広い磯を散策したり、ラーメンを食べて潮が緩むのを待ちますが、1時間半くらいしても状況は変わらず、弁当船で移動することに
西磯に向かおうかと思いましたが、神島の前を通ると神島東(南東側)が空いていたのでそこに上がることに
どっきーは、餌取り多いらしいがいいかと聞くも、なんとかなるでしょうと
海の色が良い感じ
北風の強風が左前から吹きつけ、潮は左沖から回ってきて10mくらい前から右へゆっくりいくような流れで払い出しとのヨレがあります
その筋を紺水MS-Ⅳ:S5/Bを使い、手前から前に出る流れから入れて狙いますが、しばらくサシエが残ったまま
20mほど潮下が良さげですが、ノタと風の影響、足場も少し高いので張ると筋からズレて馴染まず食わないので仕掛けを交換
ウキを紺水VR-Ⅳ:L5/Bにし、ハリス4m弱に直結にB、真ん中にG5、ウキ止めまで50センチくらい
狙いは右へいく筋と、前から来る筋と右からの払い出しが合流するポイント
1投して馴染みをみて直結のBの下にG6を追加しました
2投目、15mほど沖へ投入し、張って馴染ませた紺水が右へいく筋をずれることなく捉え、ウキが前に出ないように少しずつ送っていくと、狙った合流点に差し掛かったところで良い感じでグーっと頭を押さえらた次の瞬間にブシューっと入るアタリ
仕掛け交換してすぐ答えが出た時の気持ち良さ
グレ釣りの1番の醍醐味ですね〜
幸先良く丸々とした45センチの良いグレ
同じパターンで続けて35センチくらいのが釣れて、その後針ハズレがあったあと合流点のヨレが消滅しまたサシエが残ったりたまにかじられたり
少し当てて来る流れが強くなり、近距離狙い
紺水VR-Ⅳ:S4/Bに替え、ハリスの直結下にB、真ん中にG6でウキ下2ヒロ半くらい
水温は低いけど、グレは浮いてる感じがして浅く張って狙うことを意識し、前に出る流れの少し前に投入し張って仕掛けを入れてきて足元の張り出しの少し前で馴染んだ時にブシュー
これも仕掛けを替えてすぐ
むちゃくちゃ引いて上がってきたのは48センチ近い良型
このグレ、誰かがバラしたようで2号くらいのハリスが50センチくらい付いた針が口に刺さっていました
しかも針伸びとる笑
針がこまいですね〜笑
その後も潮はころころとよく変わる
当て潮がきつくなり表層は竿1本くらい先まで当ててきて払い出しとぶつかり、底潮はゆっくり右へ
アタリなく餌取りみたいな感じでサシエがかじられますが、確実にグレは浮いててけっこうサシエに触ってる気がします
回遊や移動性でフワフワ系の横の動きでサシエにタッチするグレのアタリを出すためには仕掛けを寝かせて張るのが絶対条件で、仕掛けが立つとサシエに触りもしません
アタリもなくサシエを取ったりかじったりするのが餌取りかグレかを見極めるには掛けるしかありません
紺水MS-Ⅳ:M2/Bに変更し、ハリス3.5mに直結下にBだけ打ち、ハリスにはガン玉打たずの仕掛けに
色々と理由がありますが、ご想像にお任せします笑
これも今までアタリがなかったのが嘘のように一発でアタリが出て良型の姿が見えましたが針ハズレでバラシ
せっかく答えがでた時のバラシはこたえますね
それ以降も数投毎に潮が変化し、当て潮、横流れ、向い風、ウネリとなかなか思うように張りを作って馴染ませるのが難しい状況ですが、さらに魚のアタリもめちゃくちゃシビア
ほんとに餌取りのような数センチだけ押さえるアタリで離すので、しっかり張りを作れた状態でこの数センチアタリを取って合わせが決まれば掛かりますが、針ハズレ連発
釣れたほとんどのグレもこんな感じで唇の皮に掛かっており、タモ入れと同時に外れたのもいました
大きいのほど唇が切れて針ハズレが多く、掛けるまでも難しいのに掛けてからも針ハズレ連発で頭がおかしくなりそうでしたが、めちゃくちゃ面白い釣りでした
状況と追いかけっこしながら、仕掛けはウキをたくさん替え、2投に1回はガン玉を取ったり足したり、足し算と引き算をしまくる釣り
張りの作り方も、道糸での張り、手元の張り、ロッドの張り、ウキの張りなど色々な張りの作り方を状況によって柔軟に使いこなすことが大切ですね
針ハズレでたくさんバラシましたが、35センチと45〜6センチを2枚追加して納竿となりました
トータルで35センチが2枚と、45〜47.6センチが4枚
バラシが多かったのは悔しいですが、ぼーっと釣りをしていたら一生アタリが出ないような状況の中、その時その時の状況把握と一瞬の判断が求められる釣りでめちゃくちゃ面白かったです