冷たいおしぼり 温かいおしぼり。 | かもめがね

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毎日の小さなことにも幸せが...
食と雑貨にまつわるおはなし。

日々の暮らしを丁寧に

 会社の友人と恒例のお盆の女子会。
 普段はママ業とフルタイムワークで大変な彼女が
 旦那様のお盆休み中に1日だけのシンデレラ。

 キンキンに冷えたおしぼりがとっても気持ち良くて、その後の乾杯で1日の疲れをリセット。


 彼女の希望で御徒町の『彩炙』さんへ。
 昨年食べて感激した食用ほおずきを仕入れておいてもらいました。


 炭火で炙って、フルーツのような爽やかな甘味。何もかもが美味しくて友人から何度となく『あぁ、幸せだぁ』の言葉。
 私もその空間に一緒に居られる幸せ。

 野菜ってこんなに甘いんだね、と3人で素材の美味しさを堪能しました。
 そして追加で頼んだ無花果(イチジク)
 毎年この美味しさに感動☆☆☆

 友人が翌日になっても『またあの無花果が食べたい』と言っていたほど。
 もう一人の友人も今まで食べたイチジクで一番美味しいと頬張ってました。


 最初に出てきた枝豆のゼリー寄せも絶品。ミョウガと生姜がアクセントになって爽やかな一品でした。

 1人で切り盛りしているご主人のお人柄もこのお店に足が向いてしまう理由。

 途中、2度目のおしぼりが
 運ばれてきた時のこと。
 『あーっ、さっきはキンキンのおしぼりで気持ちよかったけれど、このタイミングで温かいのも落ち着くねー』と私ともう1人の友人。

 『えっ、私のは今回もキンキンに冷えているよ。酔った身体に丁度よくてとっても気持ちいい!!』ともう1人の友人はおしぼりを首に当てていました。

 そういえば少し前、友人がお酒を少し飲み過ぎたといってクールダウンをしに行ったことを
 ご主人はちゃんと気がついていて、その友人にだけは冷たいおしぼりを。

 おしぼりの話にならなければ、それぞれがそういうものだと思って使っていたに違いない。

 何も言わずに運んでくれた、さり気ないご主人の心遣いに皆で感動。

 帰り道、美味しいモノをいただいて、そして温かい心配りをいただいて、
 ほろ酔いで駅に向かいながら、3人、
 あんな気遣いされたら
『惚れてまうやろ~』(笑)

 と~~っても気持ちの良い女子会でした。