過去の大雪の記録~危機管理 | 北海道の南西部”果実とやすらぎの里””仁木町 (株)久保農園

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アスパラ、さくらんぼ、ミニトマト、ブルーベリー、ぶどう、、、安心&安全+「美味しい~」農作物をたくさん作ってます。
畑の様子、農作業日記、通信販売情報、脂っこい農業情勢、、、いろいろ書いてみます。

おはようございます

道内のあっちこっちで降ってるようですね

こちらも一面真っ白です

こんな日はとりあえずの雪の始末をした後はインドアを決め込みます

 

最近は気分転換に「オンライン対戦将棋」やったりしてますが

全て「完敗!!!」なんでだ~???

逆にストレスため込んでます(爆)

 

 

15センチくらい積もったかなぁ↓

 

 
 11月にしては多い雪だなぁっと思えがちですが
私の記憶に強烈に残っているのは1998年11月の大雪!
ほんの一晩で世界が変わる自然の偉大さ・無常さを
自分としては最も体感できた年でした
 
近隣市町村でぶどう棚やビニールハウスが次々に倒壊してしまい
「農家ってやっぱり大変なんだ」ってのを思い知らされたました
Uターンして農家になった一年目だったから
なおさら強烈な印象として残っているのかもしれないです
 
 
ファーマーだもんで天気予報や過去の記録にはちょっと敏感になってるから
気になって気象庁の過去のデータを調べてみたんですが、
あの時はやっぱり凄かった
 
 
 
今年とほぼ同じ時期
11月17日の夜から断続的に雪が降り続き
そのまんま根雪になっていることがわかります
 
積雪の数値だけで伝わってこないこともありますが
湿った重たい雪が降り続いたので
雪の扱いづらさ・破壊力はものすごいものがありました
 
 
 
畑を歩いても、常に股下まで雪が積もってるから
一歩足を上げるのにもものすごい体力を消耗します
一歩一歩、ゼイゼイ言いながら
ぶどうの棚に積もった雪を掻き落とし
畑一周終わったと思ったら
最初にやった場所にはまたしてもこんもりと雪が積もってる・・・
はぁっ、っとため息つきながらも2巡目の戦闘開始・・・
といった、終わりなき戦いを何日も繰り返し
なんとかしてぶどう畑を守った大変な記憶があります
 
冬の畑↓  歩くのも一苦労です
 
こういった過去の経験から
「あ、コレはマズいかも」とか「何があるかわからない」
といった、野生の感のような危機管理能力が生まれます
 
もちろん、アレコレ心配しても杞憂に終わったなんてこともあるし
予想の斜め上をいく想定外のこともあります
 
どっちにしても、思い通りにならないのが世の常
どうにもならない時は流れに身を任せ潜むこともあります
上手く乗り越えていかなきゃって思います