門前の小僧 | じつはぼくのくぼはつじ

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老いを認める日々のブログ

    音楽を聴く姿勢に決まりなど無いと思われるがロックは立ち上がり踊りながら、ジャズは椅子に座り足でリズムを取りながら、歌謡は手拍子口ずさみ、クラシックとなると伏し目がちに身を揺るがし息を殺して耳傾ける。まぁこんな感じが作法みたいになっている?作法ちゅうか自然とそうなるもの?「?って言われてもな〜」、考えた事の無い人は考えてみてね!^_^

    わたしはクラシック音楽を字義通り子守唄がわりに聴いていたので、当然にして寝姿で聴いた。バッハもベトちゃんもモーツァルトもショパンも、、、。ざっと有名どころの名前を挙げてみたけど、聴いていた当時は誰の曲かも知らずにいた。まさに門前の小僧習わぬ経を読むで、何の曲かも知らぬまにそれらの曲は身中に刻まれた。

    後年カラヤンの演奏を聴いてしっくりこなかったのは、別の指揮者(おそらくはフルトベングラー)で聴いて育ったせいだと思う。