小説家に成れない | じつはぼくのくぼはつじ

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老いを認める日々のブログ

小説家に成りたいと思ったことがない。

それでも’’面白い話’’や’’それらしき話’’を作るのは好きで、何作かは書き留めて’’賞金稼ぎ的’’に新聞社や雑誌社に投稿したことがある。そうしてそれらが思惑通り活字になったこともあるのだけれど、それでも小説家に成りたいと思ったことはない。

「……大変だろうな、血のションベンを垂らすことになるだろうな」等、小説家に’’成る’’ことに対して拒否反応が起きる。


’’小説家は、職業である’’

わたしの辞書にはこう記されていて、職業であるからには顧客(雑誌社、新聞社)の求めに応じて作文しなければならないことが’’しんどく’’おもえる。



’’書きたい事を書きたい時に書く’’

わたしは小説家に成りたいと思ったことはないが、わたしの辞書上で職業と規定されていない詩人でありつづけたいと、惣菜作りの合間に考えたりはする……笑!