自動車修理工場興亡紀
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自分の健康、車の健康

今日、健康診断の結果が出た。どうも体調が思わしくなく不安だったが、結果はさしたる以上も無し。ほっと一息、元気が出る。それで思いついた。


わが社の理念


「ほっと一息、元気の出る修理工場」


丈夫な体に生んでくれた両親に感謝です。

お客様に不便をかけさせない

今日、車検の案内の電話をかけました。結果は、すでにお客様はディーラーに車検の予約をしているとのこと。


理由は・・・・・・。


前回自社で車検の後、タイヤの内べり(偏磨耗)と、バックした時の微細な「音」にて再入庫し、当社のサービスに


「これで直らなければ買ったところ(ディーラー)に出してください。」と言われ、症状が改善しないので、今回はディーラーにて車検を受けるとのお話でした。


要するに、「あんたディーラーに自分で行って、問題を解決してこい」って言ったてこと。


当時の工場主任はもう辞めてことの真相は不明ですが、お客様にそうとられるような言葉を言ったことは間違いない。


こりゃだめだわ。車検なんて次回入庫する訳ない。


だって、お客様に不便をかけさせているんだもん。


なんで「私どもでちゃんと直します。代車も御用意いたします。その後のフォローもいたします」って言えなかったんだろう。


「誰が」でなく、社長の私の責任。反省してます。

休日

朝から散歩がてら客先に車を引き取りに行く。本日は雨天なり。雨を眺めながら久しぶりに20分ほどの散歩を楽しみました。


8月の決算が終わってからいろいろ考えてます。少しだけ黒字だったのですが、このところの売り上げ減もあり、賞与を減らそうかと・・・・。マキャベリの「君主論」を昨日読む。お客さんが集まらないのは従業員のせいではない。すべて社長の責任なり。全くそのとおり。


先のことをあまり深読みしても始まらない。前を向いて作戦を行動に移すことだ。


「集客の仕組み」を作って、それを修正していくのが社長本来の仕事なんだから。


将来に対する「杞憂」は絶えず。タイトルを打って変換したら、「杞憂日」になった。しょうがねえなあ。


修理屋は暇になると「技術」を磨けってなことを、振興会(自動車整備振興会)が先頭に立って啓蒙してくる。


「(メカニックとしての)技術を高めることが、お客様の集客につながる。」


それはそうかも・・・・・・。でもメカ的な技術はディーラーにかなわない。なぜか。


メカニックの技術イコール「情報量」だから。ペーペーのディーラー整備士に経験の長い町工場の整備士は勝てません。(論破するのが勝つことじゃないんでね) 故障原因がつかめて直りゃいいの。


我々は商売。お客様に「安心」を売ってる。メカニック的「技術」も売っているが、それは一部。


私自身はきちがえすることなく、「集客道」を進みます。




圧倒的な証拠

神田昌典さんという人がいる。知ってる人は多いと思うが実践マーケティングの総本山だ。信頼性に関する「圧倒的な証拠」をそろえれば、小企業は大企業よりお客にとって魅力的だと言う。これとはちょっと関係ないかもしれないが、先日会社にいると、○翼団体の人がやってきた。電話での書籍購入の勧誘はよくあることで、そのたびにお断りするのだが、直接来たため会う羽目になった。「やだなあ・・・・」と思ったけどしかたない。で、このおじさん、分厚い記名帳を風呂敷から取り出し、20年前に私の父親が寄付し、記帳したところのページをひろげた。間違いなく父の筆跡だった。そのほかにも近所の会社の社長の記帳や、市役所関係の役職者の記帳等を見せ、「10年に一度の寄付です。あなたのお父さん、近所の社長さんにも御協力いただいてます。厳しい御時世はわかりますが、よろしくおねがいします」と言った。「うっ。実践マーケティングしてる・・・・・。」この人、信頼性に関する「圧倒的な証拠」をそろえてます。それから帰り際、「変な団体から何か言ってきたらすぐに私の名前を出してください」って言ってた。まあ名前なんて実際出すことはないんですが(笑)、これ「保証」ですよね。何かあれば面倒見ますっていう。 「実践してるナア。。。」

でどうしたか・・・寄付してしまいました。


「年間延べ1000台の車検、修理入庫」って言ったらなんか凄そう。でも実際は延べ数なんだから大したことないでしょう。でも人によると「年間1000台も修理するの。すごい!」ってなります。これだけでも伝え方によっては圧倒的な証拠です。



穏やかな休日。そして休み明け

昨日は昼からプラモデル作り。よめさんととりとめもない話をしながら穏やかな秋の日が過ぎていきました。

夕食は鮭のかす汁。体ぽかぽかでとってもおいしかった。


・・・朝会社に着くと事故車が前にありました。ドライブシャフトが抜け不動状態。従業員が揃ったところでガレージジャッキをかけて工場内に移動。自損事故のようですが車両保険加入にて保険扱いとのこと。

車両保険皆さんも加入してくださいね。軽自動車でも部品の値段(補修の値段も)普通車と変わりないですよ。それから対物超過費用特約も。私の会社でも任意保険の代理店してますが、対物超過は特におすすめしています。詳しくはご加入の損保代理店さんへどうぞ。









日課

いきなりですが、私、早起きです。高校3年の時模擬試験に遅刻してから目覚まし時計をあてにせずとも4時でも5時でも起きれます。ってなことで会社が休みの日でも5時半起床、6時には会社へ行きます。普段仕事の日は始業準備を始める8時前までは自分の時間なので、本読んだり、パソコンしたり、たまに筋トレしたりしてます。最近読んでいるのは吉村昭の本。竹田陽一先生のランチェスター経営の本。神田昌典先生のニュースレターを含む著作の数々・・・・といったところ。今日の予定は自分の車のタイヤ取替とその他メンテナンス。車内の整理。


彼岸から・・・

急に暇になり、まいってます。事故車入庫も少ないし、あっても全損車ばかり。スクラップは値が付くので(といってもわずかですが)、それはそれでいいのですがやっぱり修理させてもらわないとね。私の住んでる地方ではディーラーも全然クルマが売れていないそうです。ディーラーの営業は口では「売れてる」って言うんですがね。ダメ。大都市圏では車もよく売れているみたいですが、地方は停滞してるみたいです。今までの手法じゃ修理屋はどんどんだめになっていくと思い、手は打っているのですが、即効性のあるものはないです。いきなり悲観的なことを書きましたが、この業界は比較的安定して伸びてきたので、まだまだ勉強して業績を伸ばせるチャンスがあると思っています。たとえば新規入庫があったとします。そこでお客さんの名前、住所、電話番号、車検証のデータを入手できます。美容院さんではどうでしょうか。個人情報を得るために割引カードを作ったりし、そこに名前と住所を書いてもらうということをされています。これは服屋さんでも同じでしょう。「住所氏名を名乗って買う商品」を修理屋は売っているのです。もっと接触機会を増やせるはずですし、増やす努力をしなければならないと考えています。