休日 | 自動車修理工場興亡紀

休日

朝から散歩がてら客先に車を引き取りに行く。本日は雨天なり。雨を眺めながら久しぶりに20分ほどの散歩を楽しみました。


8月の決算が終わってからいろいろ考えてます。少しだけ黒字だったのですが、このところの売り上げ減もあり、賞与を減らそうかと・・・・。マキャベリの「君主論」を昨日読む。お客さんが集まらないのは従業員のせいではない。すべて社長の責任なり。全くそのとおり。


先のことをあまり深読みしても始まらない。前を向いて作戦を行動に移すことだ。


「集客の仕組み」を作って、それを修正していくのが社長本来の仕事なんだから。


将来に対する「杞憂」は絶えず。タイトルを打って変換したら、「杞憂日」になった。しょうがねえなあ。


修理屋は暇になると「技術」を磨けってなことを、振興会(自動車整備振興会)が先頭に立って啓蒙してくる。


「(メカニックとしての)技術を高めることが、お客様の集客につながる。」


それはそうかも・・・・・・。でもメカ的な技術はディーラーにかなわない。なぜか。


メカニックの技術イコール「情報量」だから。ペーペーのディーラー整備士に経験の長い町工場の整備士は勝てません。(論破するのが勝つことじゃないんでね) 故障原因がつかめて直りゃいいの。


我々は商売。お客様に「安心」を売ってる。メカニック的「技術」も売っているが、それは一部。


私自身はきちがえすることなく、「集客道」を進みます。