本日もブログをご覧頂きありがとうございます。
水分摂取が大切とお伝えしておりますが、何飲んでも大丈夫なのか?どんな飲み物を飲んだら安心か?この飲み物はどうなんだ?とよく質問してくださる方が多いので水分摂取の注意点をお伝えします。
本日は清涼飲料水編です。
いきなりですが、清涼飲料水にどれだけ相当の砂糖が入っているかご覧ください。角砂糖1個=3.5gで白が加えられた糖類で黄色が素材の糖類です。
マジっすか???こんなに糖類入ってるの???ってビックリしますね。精製された糖は吸収が良すぎるため、血糖値を一気に急上昇させます。一気に上がった血糖値を下げようとインスリンが分泌されます。このように清涼飲料水を水分摂取として常用していると、血糖値の乱高下が常に起こってしまいます。
余分な糖は血中に流れて赤血球のタンパク質・ヘモグロビンと結合します。糖とタンパク質が結合するとAGEsという老化物質ができてしまいます。
ヘモグロビンが糖化してしまうと全身に酸素を運べなくなってしまい新陳代謝が低下してしまいます。
すると血管が傷ついて動脈硬化になったり、脳梗塞や心筋梗塞になってしまうリスクがあります。
さらに骨や皮膚にもタンパク質の一種であるコラーゲンがたくさんあるので、骨粗しょう症や肌のたるみやくすみ、シワなどにつながってしまうかもしれません。
じゃあ、カロリーゼロの人工甘味料入りだったら大丈夫かなぁ???
人工甘味料が体内に入ってくると脳が甘味を感知してカロリーはゼロですがインスリンを大量に分泌して血糖値を低下させます。
血糖値が下がると食欲が増進します。また、人工甘味料はカロリーがないため、エネルギーに変換できないため、カラダがエネルギーを求めて食欲が増進したり、カラダがエネルギーを吸収しやすくなり脂肪として蓄えようとしたりしてしまう危険性があります。
糖質を全く取ったらいけませんというわけではありません。糖はエネルギーに変換されやすく、エネルギーを産生する回路を回すのに非常に重要です。
なので、運動前やエネルギー不足のときはオススメです。しかし、過剰摂取に注意しましょう。
ヒトは歴史的にみても飢餓との戦いであったため、血糖を上げるホルモンはグルカゴンやアドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾールなどたくさんありますが、下げるホルモンはインスリンしかありません。
精製された糖類は吸収が良いため、血糖値が急激に上がりやすいです。最近、テレビや雑誌などで血糖値スパイクと紹介されたりしてますね。血糖値が急上昇したら血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、低血糖になってしまう危険性があります。
すると血糖値を上げようと交感神経優位の血糖を上げるホルモンが出て、イライラしたり攻撃的になったりする可能性があります。
子供がお菓子やジュースを欲しがって、泣き止ますためにいつもいつもお菓子やジュースを与えてしまうと逆にキレやすくなってしまい悪循環となっているかもしれません。砂糖は人類最大の麻薬といわれたりもしますからね。
水分補給の話をし始めたのに、最後は糖類の話になってしまいましたね💦
糖質のことや酸化・糖化や炎症のことなどはまた後日お伝えしていけたらと思います。
次回は水分摂取としてよく使われやすいコーヒーやお茶などカフェイン入りの飲料についてお伝えしたいと思います。
本日もブログをご覧頂きありがとうございました。