仕事を行う事で必要になってくるのがコミュニケーション
また、同部署内のコミュニケーションよりも難しいのが他部署とのコミュニケーションでしょうか
ついつい、同部署内であればある程度の交流はあるものですが、他部署となればそれも希薄になります
また、何かしら不都合が生じた際でも、同部署内であれば火消しとまでは行きませんが、仲間意識が働いたりして責任を他部署へ持っていくケースもあります
所謂、他部署とは余り絡む事がないから、多少なりいがみ合っても顔を合わす機会も少ないから良いやって流れに陥る事も少なくはありません
ただ、仕事をする上で他部署であっても一つの企業である事は変わりありません
部署間連携を上手くする事で、更なる業務の効率化を図れるだけでなく、より良い品質などの向上にも繋がるはずです
しかしながら、他部署と合同で会議すると半ば言い争いにも発展しそうな流れも…
その中で最も多いのは、どんな事でもそうですが、『求めてしまう事』でしょうか
別に求める事が悪い訳ではありませんが、ひたすらに自部署での活動よりも他部署への要望ばかりが目立ち、結果的に自部署の事が見えていない事になります
大切なのは自部署が楽をする訳でもなく、また他部署が楽をする訳でもない…先ずは他部署を知る事です
お互いがお互いの仕事を知るのが重要で、その仕事が分からないのに何もテーマを決める事は出来ません
早い話が改善の為の会議をするよりも、お互いの仕事を知る交流会が先に必要になります
他部署の細かい業務内容までは把握していない訳ですから、お互いに知っておくと案外『こんなに面倒な事をしているんだな』等、違ったものが見えてきます
また、そういった交流を行う際も、お互いの仕事を指摘しあうテーマではなく、仕事を知る事と同時にどの様な仕事が『大変』に感じたかをお互いが出し合うのも効果的です
指摘となればお互いに構えてしまい、余り良い結果は残さないと思います
相手の大変な部分を出し合い、仕事を知った上で今度は如何に自部署が何かを行えば、その大変な事が軽減されるのかを考えます
先ずは『求める』よりも『与えられるか』です
そういった事から始めていくと、自然に自部署の悪い部分なども他部署に向かって発信出来ますし、また発信された側にしても如何に協力すれば問題解決出来るかを共に考えていけると思われます
先ずはお互いが『知る』事
それがなければ、何処かしら勝手に他部署に対しての思い込み…別の表現では『偏見』になっていきます