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本日はわかさスタジアム京都にて令和6年度関西学生野球連盟春季リーグ戦開会式、対京都大学1回戦が行われました。
昨年は、春秋ともにあと一歩のところで全国大会出場を逃し、悔しい思いをしました。
11月の新チーム発足から監督をはじめとする指導者の交代もあり、新体制で臨む初のリーグ戦。
「士魂〜時代を築く〜」のスローガンの下、29年ぶりの春季リーグ戦優勝を目指し開幕戦に臨みます!
試合の前には、開会式が行われました!
昨季優勝した関大は主将・藤原太(法4・佐久長聖)を筆頭に堂々と入場行進をしました。
行進の様子
優勝旗返還後、藤原太が選手宣誓を行い、フェアプレイの精神をもって戦い抜くことを誓いました!
優勝旗を返還する藤原太
選手宣誓を務めた藤原太
開幕戦の相手は京都大学。
春季リーグ戦3年連続の開幕戦のカードとなり、過去2年は開幕戦を落としている因縁の相手になります。
春季オープン戦の熾烈なメンバー争いの末、選ばれた25名がチームを代表して戦います!
小田監督のリーグ戦初陣を飾れるか…
先発メンバー
①9)藤原太
②4)佐藤(経4・愛工大名電)
③5)下井田(経3・報徳学園)
④7)富山(総情4・大阪偕星)
⑤6)山田(商3・関大北陽)
⑥2)越川(人健4・串本古座)
⑦8)余河(法2・岡山理科大附)
⑧3)小谷(社3・大阪桐蔭)
⑨1)金丸(文4・神港橘)
先攻の関大。
二死から下井田がチーム初安打を放つも、無得点に終わります。
下井田
その裏。
関大のマウンドに立つのは金丸。
金丸
カーネクスト侍ジャパンシリーズ 対欧州での好投で一躍脚光を浴びる存在となった関大のエース・金丸。
初回から相手打者を寄せ付けない投球をみせます。
3回表。
一死より金丸が四球で出塁すると、続く藤原太が左前にしぶとく落とし、この試合初めて得点圏に走者を進めます!
藤原太
ここで打席には春季オープン戦で高打率を残した佐藤でしたが、右飛に倒れます。
続く下井田も一直に倒れ、先制点には至りません。
3回裏。
金丸は直球を軸に2つの三振を奪い、打者一巡完璧な投球で0を並べます!
打線は5回。
一死から小谷が見事な逆方向への安打で出塁するも、犠打が決まらず走者を進めることができません。
小谷
金丸は5回一死まで完璧な投球をみせます!
一死から、5番打者に死球を与え初の出塁を許しますが、犠打を試みた打球を女房役・越川が素早く処理し、併殺を完成させ、前半戦を0-0で終えます。
越川は、昨季まで5季関大の司令塔を務めた有馬諒(令和2年入学)の後釜としての今季の活躍に期待がかかります!
6回表。
一死から連続四球で好機を作るも、後続が続かずまたしても得点をあげることができません。
6回裏。
徐々に京大に流れが行き始めます。
先頭打者に初安打を許すと、盗塁に失策が絡み無死三塁のピンチを招きます!
マウンド集合時の様子
先制点を防げるか…
金丸が意地の投球で空振り三振を奪い一死。
続く打者が追い込まれてからスクイズを試みてきましたが、球威が勝りピンチを脱します!
7回裏。
またしてもピンチが訪れます。
二死まで簡単に漕ぎ着けるも内野安打に野手の失策が絡み、二塁まで進まれます。4番打者に直球を右翼線に運ばれ、遂に均衡が破れます。
追いつきたい関大は8回表。
藤原太の死球、富山の四球で二死一、二塁と同点の好機となり、山田が打席に立ちます。
応援のボルテージも一気に最高潮にまで達します!
粘った末の8球目、右飛に倒れ残すは最終回の攻撃のみとなります。
9回表。
先頭の越川が死球で出塁すると、続く余河が犠打で送ります。
その後二死となり、代打・笠井(法2・社)がリーグ戦初打席に立ちます。
打ち取られた打球でしたが、意地のヘッドスライディングをみせ、二死ながら一、三塁として藤原太。
ここまでチームをまとめあげてきた主将のバットにチームの命運を託します。
5球目、力なく打ち上がった打球は遊撃手のグラブに収まり、0ー1で春季リーグ戦は黒星発進となりました。
本日の試合では、金丸が11奪三振の好投をみせるも、散発の3安打に抑えられました。
春季リーグ戦を勝ち抜く上で重要視していた「守備」と「バント」に課題を残しました。
初戦は黒星となりましたが、まだリーグ戦は始まったばかりです。
勝ち点を落としたわけではありません。
気持ちを切り替え、2連勝し勝ち点を必ず獲得します!
本日は鹿熊(総情3・龍谷大平安)の母校・龍谷大平安の野球部部員が応援に駆けつけてくれました!
応援の様子
また、放送委員・池戸(社3・京都先端科学大附)がリーグ戦初の放送を行いました!
春季リーグ戦 対京都大学2回戦は明日4月7日(日)わかさスタジアム京都にて13:30試合開始です。
今後とも関西大学体育会野球部に温かいご声援をよろしくお願いいたします。
主務 山口 健太