まだまだ仕事が終わる頃には手足が痺れてしまい体力と水分の不足を痛感する | 愚奏譜

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ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

漫画のハナシです

『センゴク権兵衛(19)(20)』宮下英樹(講談社)

仙石隊、虎口を攻め落とす!が、守れないから直ぐに撤退。
武功大でも勝手な振る舞いゆえに、豊臣政権的には罰する空気もあったが、昔のように現れて単純バカオーラな仙石秀久に、天下人豊臣秀吉も調子を狂わされ、事なきを得る。そして仙石隊、金が尽きて退陣。
堀秀政、死す。
伊達政宗(本人はしきりに「いだて」と強調)、遅参。本人は必死でも、その器量を秀吉に面白がられて許される。
小田原陥落
始末決定
北条氏直、徳川家康に『吾妻鏡(完全版)』を託す。



最近になって本も増えてきている気がする関東戦国史の一先ずの了。
それもあって本作では、北条五代の善政「禄寿応穏」を強調。
そもそも関東戦国での名家は、徳川が関東入部して以来、徳川家臣が各地に配されて、江戸幕府期を通じて地味化が避けられなかったから、まだまだ拾えばネタは一杯あると思う。
そんな中での後北条いじりは気持ちがいい。

そんな最近の天下劇路線はともかく、虎口攻めはスゲー面白かった。
秀吉も「懐かしい」と言っていたけど、それこそ『センゴク』の頃みたいな少年誌的面白さ。今風に言うと『キングダム』的な?
でも、こんなのはもう無いんだろな……いや、あるの?未だに仙石家の事をよく知らないから……結構もういい歳なのに跡取りがいないし……