愚奏譜

愚奏譜

ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

Amebaでブログを始めよう!
完結したので
『センゴク権兵衛(27)』宮下英樹

随分と長かったです。
始まりが、織田の美濃奪取ぐらいからで、そこで主役仙石秀久が木下藤吉郎に仕え始めて、そこからは割りとお馴染みの天下劇が続いて、たまに仙石権兵衛としての転機があったり、そして改易→復活。豊臣家滅亡後も仙石家は続きましたとさ。めでたしめでたし、です。
最初は、バトル少年漫画なカンジだったのに、徐々に蘊蓄が多くなってしまって展開が遅くも感じたけど、世間的にも作者さん的にも新規発見が色々あったんだろうから、仕方ないと納得できる。

連載開始時と現在では、随分と環境が変わったと思える。
戦国時代趣味の普及・拡大や、ネットも発達したから、「仙石秀久」もそれほどマイナーキャラではなくなったと思う。まぁ、その知名度のほとんどが、戦国時代趣味→長宗我部・島津スゲー→戦犯仙石で知ったパターンだとは思うけど。

ワタシ個人としては、最近は惰性で読んでました。小田原攻め辺りは面白かったけど。
ともあれ、めだたしめでたしです。

なんかNHKで謎の『センゴク』ドラマがやってたけど、原作(原案)へのリスペクトが、企画を通した時点で燃え尽きてしまったような「謎」内容だった。
あれは白昼夢だってのか?