『おんな城主 直虎』第9話「桶狭間に死す」を見る | 愚奏譜

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ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

いよいよ最初のヤマ場です。


すでに義元は桶狭間に滞陣。井伊勢も。
異変を感じる直盛。
そこへ、毎度おなじみの木瓜紋の指物の兵が襲いかかる。もう?

祈る次郎法師に、雨粒ひとつ。
この日の東海地方の天気が雨だというのは衆知。
母も一緒に祈願。
そこへ桶狭間からの急報。
動揺を隠せない井伊。
一番動揺してるのは次郎法師?


特に目立った新キャラはなし。


桶狭間決着。義元討死。
元康は動揺?いや、怖いカミさんの叱咤が好機を嗅ぎとる。

続々と帰還する井伊の敗残兵。
玄蕃は討死。政次はみなに顔を見られないようにする。

駿府も混乱。
氏真は期待通りに責任放棄。

岡崎の松平は、期せずして地元に帰還できたっぽいのに気付いて皆で勝鬨。

ようやく落ち着いた朝利から、そのときの様子を聞く次郎法師。
直盛はやはり不明。
しかし、直盛は首だけになり帰還。
直盛、見事な最期だった模様。
悲しみに沈む井伊。
前回の直盛の言いかけはやはり死亡フラグ。次郎法師も続きが気になってしようがない。

葬儀
そして事後処理。
直盛の遺言。中野の裁量に委ねる。
いきなりすぎる内容。みんな「?」
政次解釈だと、今後の地域の荒れ具合を考えると武闘派の中野の方が良い、ということらしい。
この理屈に直平爺も納得?。
直親はいつものようにスマートに受け入れるけど、少し奥歯を噛む。

朝利は政次の陰謀を疑う。
直親も少し疑う?

次郎法師が見るなにげない井伊の風景。
一番働いてるのは政次。

戦死者遺族に手紙を書いてる千賀。いつものことだけと、今回は史上最多。次郎法師も手伝う。

朝利は政次の精勤ぶりすら専横に見えちゃう。
玄蕃に嫁いでたなつとその子を奥山にもどそうとする。

なつは千賀の手紙もあり小野に残る選択をする。
政次、思わず感泣。基本的にクールな能吏キャラだから、肉親の情に涙を見せる彼には見た目以上にグッと来る。
でも、朝利はそうは思わない。妄執深まる。

南渓は佐名を通じて駿府で情報収集。
相変わらず佐名はキレイだな。外で孫が遊んでるのに。
二人とも、政治的低能な井伊縁者のくせに回りくどい言い方をしたりする。
ようは、やはり今後乱れるということ。

ようやく手紙が書き終わった千賀次郎法師。
疲れて眠ってる千賀。次郎法師はそこで「とわ」宛の手紙を発見。
あたたかい母の手紙。父娘で井伊への献身が似ているとか。父の親バカなとことか。父の言いかけた言葉の続き。愛情たっぷりな内容。
そりゃ次郎法師は泣く。

しの懐妊。
しのは、直盛の生まれ変り、という。
それを聞いて千賀はドッと泣く。
次郎法師も蔭で泣く。
これが直政?

朝利政次
黒朝利では、政次の機知政治力に全く歯が立たない。朝利は小野二代にしてやられる。
朝利、キレて政次に斬りかかる。

手負いの政次が逃げ込んだのは次郎法師のもと。
「奥山殿を斬ってしまった……」
ありゃま、急展開。
政次の狼狽え表情がグッと来る。


次回は、井伊もドタバタするけど、東照大権現三河に立つ、という天下劇が嵐の中心か。

紀行は、もちろん名古屋市。桶狭間古戦場公園、桶狭間神明社。そして浜松市の井伊谷の龍潭寺の直盛ら桶狭間戦死者の墓。
桶狭間神明社って、今川が戦勝祈願したとこなのね。御利益判定だと、歴史的にダメな社、とされてもしようがないな。
畏み畏み申す。