黒島名物ふくれまんじゅう作り | 祈りの島へようこそ! - 九十九島の黒島協力隊 -

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佐世保市は九十九島最大の島、黒島にて地域おこし協力隊として活動しています。
ここでは協力隊活動の様子や黒島の暮らし、行事など島の魅力を紹介していきます。

今回は黒島名物のふくれまんじゅう 作りを見学しましたので、その模様をレポートいたします。

先日、団体のお客様のふくれまんじゅう体験に同行し、ふくれまんじゅう作りを見学しました。
場所は根谷地区の中村さん宅です。

1.先ずはまんじゅうの材料からです。
 ・小麦粉
 ・砂糖
 ・塩
 ・ぬるま湯
 ・イースト
 

 ここまでがまんじゅうの皮の材料です。これら以外にかからの葉(サツマサンキライ)とあんこを用意します。

2.まんじゅうの皮作り
 小麦粉、砂糖、塩を一つの入れ物に入れ、良く混ぜます。その後ぬるま湯にイーストを溶き、これを少しづつ小麦粉等に入れながらよくこねます。
 

これが耳たぶ程度の硬さになったらこね作業は終了。その後1時間程度寝かせて発酵させます。
 これが1時間程度寝かせて発酵させたものです。発酵前に比べて倍くらいの大きさに膨らみます。
 

3.まんじゅう作り
 いよいよメイン作業です。発酵させたまんじゅうの皮をひとつサイズに切り取り、それにあんこを包み込むように丸めます。
 

今回我々は体験には参加しませんでしたが、団体のお客様方は実に綺麗に作成していました。
あんこを丸め込んだ後は、かからの葉の上に載せて出来上がりです。
 
4.蒸し作業
 まんじゅうの丸め込みが終わったら、いよいよ最終工程の蒸し作業です。
 これが蒸し作業に使う薪窯です。
 
  
蒸し作業用のざるに均等に並べ、ザルごと釜に投入します。
 
 

このざるの大きさは釜のサイズに合わせて作られており、ピタッと釜にハマります。ざるをセットした後は蓋をかぶせて15分ほど蒸して出来上がりです。
 

5.まんじゅうを食す
 これが蒸しあがったまんじゅうです。かからの葉のいい香りもただよい、食欲がわきます。
 

 まんじゅうの丸め作業は行いませんでしたが、出来上がったふくれまんじゅうをしっかりといただきました。甘さ控えめで素朴な味がし、美味しくいただきました。
 

保存料等は一切、使用していないため日持ちはしませんが、冷凍庫に保存するとしばらくはもつそうです。

今回は念願のふくれまんじゅう作りを間近で見ることが出来ましたが、次回は是非、丸め作業もやってみたいです。また黒島豆腐作りも是非、体験してみたいですね。その日を楽しみに日々、頑張っていきます!
 
皆様も是非、黒島観光の一つとしてふくれまんじゅう作りや黒島豆腐作りを体験しませんか?
きっといい思い出になると思います。
詳しくはこのブログのコメント欄にお問い合わせいただくか、黒島観光協会(0956-56-2765)にお問い合わせください。

また一部宿泊施設で体験することも出来ます。宿泊とセットで体験するのもいいかも知れませんね。詳しくは各宿泊施設にお問い合わせください。