バード少将の画期的大発見(地球内部への旅)(3) | ふしぎのメダイ

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 それは、いかなる地図にも示されていないがゆえに「未知」なのであり、すべての地図は、地球が球形で中身がつまっているという信仰に基づいているがゆえに、この地域が示されている筈がないのである。この中身のつまった球体の上にある陸地という陸地は、殆んどすべて探検しつくされ、その隅々まで極地探検家によって記録されつくしたので、バード少将が発見したような「大いなる未知の中心」。いかなる地図にも示されないゆえに未知であるその世界が記入される余地はないのである。なんとそれは、北米大陸ほどもある大地域であったのだ!この謎は、地球の構造に関する基本概念によってのみ解明することができるのである。それはまた、ここに引用される極地探検家たちの観察によって裏付けられているのである。この新しい、革命的な考え方に従えば、地球は中身のつまった球体ではなく、中は空洞であり、両極にはその入り口があり、バード少将は、1947年、1956年の北極・南極の両探検を合わせて、約6400キロの距離を、この口の中へ入ったということになる。バード少将が言っている「大いなる未知の中心」とは、地球内部の空洞に通ずるロ、極の凹面の内側にある、氷に閉ざされてはいない地域ということになる。もし、この考え方が間違っていなければ、北極点も南極点も存在しないということになる。極点は極の開口部の中心、すなわち空中に位置することになり、地表上にはないということになるからだ。

      (続く)