ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(原題: Black Panther: Wakanda Forever )

2022年アメリカ 日本公開2022年11月

監督ライアン・クーグラー

レティーシャ・ライト/ルピタ・ニョンゴ/ダナイ・グリラ/ウィンストン・デューク

アンジェラ・バセット/マーティン・フリーマン

画像1

  (C)Marvel Studios 2022

 

 

 

 

 雑感

 

非常に良かったです。

最近見たMCUの中では一番好きです。

経緯が経緯なのでまぁどうしても感情が入ってしまいますよね…。

冒頭から涙が出そうになりました。

上映時間が非常に長く途中でダレるかなぁと思っていましたが

そんなことはなかったです。

だからといってあっという間だった、ということもなかった。

普通に長かった、です。

非常に面白かったんだけど

ちょっと都合いいよなと思える場面もありました。

 

 

どこかでどなたかが言っていましたが

このMCUフェーズ4は 喪失からの立ち直り がテーマになっていたのでは

というもの。

まさにそうだと思いました。

個人的なことになりますが

わし自身も今まさに喪失から立ち直ろうとしている最中なので

ものすごく感情移入して見ていました。

 

アクションは多くはありませんが

カーアクションのシーンはとても良かったです。

見せ方がかっこよかったです!

今作は特に音楽が最高でそのスコアも素敵でした。

女性が大活躍しますが

女性というよりも

この作品は本当にみんなで支えて1つの作品にしている

そう思えました。

 

そしてニューフェイスのアイアンハート!

彼女もキュートでこの作品のとてもいいスパイスになっていたと思います。

 

 

 キャスト

大きな喪失を抱えてしまったブラックパンサーという作品。

その部分をキャスト全員でカバーしている。

そして何よりもシュリ。

彼女をみんなで支えている、そういう風に見えました。

シュリを演じるレティーシャ・ライトはまさか自分がこうなるとは

思ってもみなかったことだし

それを背負う重圧は測り知れなかったと想像します。

(わしは彼女の人となりを知らないから実際どうかはわからないけれども)

それをみんなが支えている。

そんなシュリと、レティーシャ・ライトふたつの覚悟が重なって

2人を成長させたような気がします。

言い換えれば成長せざるを得なかったのかもしれないな。。

こういうようなことを見ながらずっと考えてしまいました。

あとは彼女の体がとにかく華奢なので

スタントも方も大変だったろうな。。と思ってしまいました。

 

オコエもかっこよかった。というか安定のオコエ。

オコエはあれでいいんです。

まっすぐで忠実で優しくて、そして強くて。

 

わしは特にナキアの再登場が嬉しかった!

ルピタ・ニョンゴが好きなんです!

とても活躍していたし今後に(あれば)期待したいです。

 

ラモンダ女王演じるアンジェラ・バセットも圧巻の存在感でした。

 

女性ばかりの中で、エムバク(ウィンストン・デューク)の存在の頼もしさよ。

まじでめっちゃかっこいいです! 

彼の “ククルカン”の発音はきっとみんな大好きになるはず!

 

アイアンハートはこの後のMCUにも登場するので

今後の更なる活躍を期待。

 

 最後に

終わり方がとにかく好きで。

無音のあのラスト。

最高としか言いようがない、

そして自分にも重なって涙があふれてしまいました。

あんなラストはずるいよえーん

 

ブラックパンサーチーム最高!!