ワンダーウーマン | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

ワンダーウーマン(原題:WONDER WOMAN)
2017年アメリカ 日本公開2017年8月
監督パティ・ジェンキンス
ガル・ガドット/クリス・パイン/ロビン・ライト/デヴィット・シューリス
ユエン・ブレムナー

画像
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC

【雑感その1】
普通に面白かった。
わしはそもそもDC派なのでワンダーウーマンには期待と不安を持って
心待ちにしていました。
本国では高い評価を得ていて日本でもなかなかいいスコアなので
正直ホッとしてますが
個人的にはそこまで高評価ではなかったりします。
ちょっと出だしが退屈でした。
いつまでこの子供時代が続くのかな…とダレ気味に。
前半と後半のテンポが悪くて
上映時間が妙に長く感じてしまった。

アクションシーンはかっこいいしスローがすごくよかったんですが
序盤のアマゾネス軍団の戦闘シーンが
もひとつでした。
あそこのシーンは特にスローが多用されていて見えいてしんどかったです。
ダイアナのアクションシーンはスローとのバランスがちょうどよかった。
中盤のテンポは良く、セリフもコミカルで
ダイアナの天然ぶりがかわいい。
4人の仲間と共に行動するという設定はわし好みだったんですが
それぞれのキャラが全く立ってない。
ひとりひとりをもっと掘り下げて欲しかった。そこが残念!!


【あらすじ】
人間社会とは断絶された女性だけが住む島、セミッシラで育ったダイアナ。
ある日、『外の世界』から一機の戦闘機がやってきて
海岸で墜落事故を起こす。
その戦闘機に乗っていたスティーヴとの出会いがダイアナの運命を
大きく揺り動かすこととなる。


【キャスト】
主人公ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン役にガル・ガドット。
バットマンvスーパーマンで鮮烈デビューを飾ったワンダーウーマンですが
やはりハマリ役。
スタイルいいし綺麗だし文句なし。
メガネ姿のガル・ガドットが想像を絶するかわいさで惚れるしかない。

スティーヴ役にクリス・パイン。
クリス・パインの出演している作品は見たことはありませんでしたが
似たような雰囲気の役者さんが多いような気が。
ガル・ガトッドといいコンビだったように思います。
印象としては悪くなかった!
キャラがかっこよすぎ。

アンティオペ将軍役にロビン・ライト。
かっこよかった。やはり強い女性は素敵だ。

パトリック・モーガン卿にデヴィット・シューリス。
ルーピン先生ー!
とてもがんばっていらっしゃいました。

サミーア役にサイード・ダグマウイ。
ああいう中東系の人なんか好き。

チャーリー役にユエン・ブレムナー。
トレインスポッティングのまんまだった。(いい意味で
スナイパーなら、最後いいとこみせてほしかった!
サミーアもチャーリーも役者さんはいいのに設定がもったいなかった!

マル博士役ににエレナ・アナヤ。
エッタ・キャンディ役にルーシー・デイヴィス。
などなど。


【雑感その2】
一番グッときたシーンは バットマンvスーパーマンでも出てきた
あのセピアの写真。
あの写真がなぜ、どこで撮られたものなのか?という疑問が解明される。
すごく切なかった。
ああいうシーン大好きなんだよね。

ラストはちょっとだけじーんときた。
ああなるのはわかっちゃいるんだけど、なんかダイアナの女性としての
成長も感じられて共感してしまいました。
とはいえラストのアクションはちょっと…だったけど。
全体的にもうちょっとアクションシーンが、正確にはワンダーウーマンの活躍が
もっともっと見たかったかなぁ。
でもこれくらいがいいのかもな。
なんでもお腹いっぱいより8分目…。
そしてあのワンダーウーマンのテーマ!
最高すぎる。
あのテーマ曲に合わせたアクションシーンがぞくそくするほとかっこいい。
やはり音楽って大事だなと思う。
あのテーマ曲は神。

マーベルの敵は 人間だったり人間が作ったマシーンだったりすることが
多いけど
DCは本当に怪物。 地球外生命体だったり。
そういう意味ではマーベルの方が説得力はあるよな。
それでもわしはDC派!

舞台がWW1というのもあって
なんだかどこか悲壮感があるというか、そういう雰囲気が大好きなので
時代背景としてはすごく良かった!!


〝また彼に会えた〟
ラストのダイアナの言葉が胸に強く響きました。
そしてスティーヴのあのセリフも…。

ガル・ガドットは本当に当たり役です。
彼女の演じるワンダーウーマンを見るだけでも十分価値があるので
興味を持ったら是非見てみてください。


2017-⑱