シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(原題:CAPTAIN AMERICA: CIVIL WAR
2016年アメリカ 日本公開2016年4月
監督アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
クリス・エヴァンス/ロバート・ダウニー・jr/スカーレット・ヨハンソン/セバスチャン・スタン
画像
(C)2016 Marvel.

【雑感その1】
まあ普通におもしろい。
わしはアベンジャーズ関連の作品に対しては以前から きゃー!おもろい!!
ってなれない。
なぜかはわからんけど。

でも世間一般ではかなりの高評価なので見て損はないと思います。
わりと冷めた目線で見てるわしはかなり特殊。
わしが見る限りでは否定的な意見を持ってる方はみられません。

一応キャプテン・アメリカシリーズとなっていますが
アベンジャーズ2.5的な立ち居地。
でも内容は キャプテン・アメリカ ウインターソルジャー2 って感じかなぁ。
1つ前の作品、 キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャーは
見ておくのが必須とまではいかないけど
見ておくべきではあると思う。
あとできればアベンジャーズ エイジオブウルトロンも見てるとより良い。
わしなんて見てても内容忘れてるけどね。

安定してお祭り騒ぎであるので
どうしてもストーリーを深く掘り下げられない。
でもこのシリーズはそれが許される。
あと明るいし、いい意味で軽い。
エンターテイメント性はばっちりだと思います。
でも
やたら現実的でファンタジー感がないんだよね。
まぁアクション物だしファンタジーである必要はないんだけど
なんていうのかな、リアルすぎてね。
休日の早朝に放送してる日本の戦隊モノっぽい。
そんな風に感じてしまうので
わしはこのシリーズにわくわく出来ないように思う。

かなり高評価な映画だけど
あまり期待して見ない方がよいと思います。
これだけみんなが絶賛してるということはやはり 誰が見ても楽しめる
アクションが多目
これに尽きると思います。
でもハードルはあげすぎないようにね。


【あらすじ】
ナイジェリアのラゴスでテロが発生し鎮圧のため駆けつけた
キャプテン・アメリカたちは、そこで思いがけず人的被害を出してしまう。
この件を受けて世界は彼らに危惧を抱くようになる。
そしてアベンジャーズは政府組織の管理下に置かれ許可なしでの活動を禁じる
ソコヴィア協定を作成され、同意を求められる。
アイアンマンは賛成するがキャプテン・アメリカは強く反発。
そんな折、ウィーンでのソコヴィア協定の署名式で再びテロ事件が発生。
ウィンターソルジャーが犯人として指名手配される…。


【キャスト】
主要キャラはみんな続投なので割愛します。

スパイダーマン役にトム・ホランド。
とうとう人気者のスパイダーマンがアベンジャーズに!
予告で姿も解禁されてましたが
予想以上に活躍しています。
ですが扱いはあくまでゲスト。
正直リブートされると聞いてあんまり期待はしてなかったんですが
この映画で今のマーベルが求めてるスパイダーマン像がはっきり
わかったような気がして納得。

スパイダーマンの叔母、メイおばさん役にマリサ・トメイ。
急激に若返り、セクシーになったと話題に。
おばさんにも色々あるらしい。本人談。
ロバート・ダウニー・Jrの元恋人であります。

ブラックパンサー/テイ・チャラ役にチャドウィック・ボーズマン。
非常に良かった!!
新キャラながらゲスト扱いではなかった。
かっこよかったし、アホなキャラでない。
ちゃんとしっかり周りを見れる、やはり1国の王になろうとする人は立派だ。
今後も要チェックなキャラ!

今回の悪役ジモ大佐役にダニエル・ブリュール。
悪役がぴったりはまっててすごくよかった。
彼はグッバイ、レーニン!やイングロリアス・バスターズにも出演してました。
最近ではラッシュ/プライドと友情に主演しておりました。
わりと好きな俳優さんです。
なんか今後ピーター・サースガード的なポジションになりそうな感じ。

ロス副司令官役にマーティン・フリーマン。
それほど出番は多くなかったけれど
彼は今後公開のブラックパンサーの映画に出演します。

エージェント13にエミリー・ヴァンキャンプ。
ウィンターソルジャーでも出演。
好きなんですよね~エミリー・ヴァンキャンプ。かわいいし。
前作より出演シーン多目で なぜかロマンスあり。

バッキーことウィンターソルジャー役にセバスチャン・スタン。
ほぼウィンターソルジャーメインだった気がするけど。
他の役ではそこそこかっこいいのに
ウィンターソルジャーになるとなぜかかっこよくなくなる。
ビジュアルがおかしいんだろう。デコ出すのが似合わないんだと思われ。


【雑感その2】  ※ネタばれしております。

この映画に対するわしの評価は高くないとはいえ
実は ヒーローが終結して向かい合ってるシーンはちょっと
感動した。

わしは登場人物の中ではドン・チードルが一番好きなんだけど
予告の時点で彼だけネタばれしてるってどうよ!!
でもスタークがなんとかしてくれるのはわかってたけど。
まぁドン・チードルも50歳過ぎてるしね。
(そんなん言ったらロバート・ダウニー・Jrも50過ぎてるが。
もちろん活躍はしてほしいけどバットマンのアルフレッド的なポジション
になるかもしれんな。
どちらにせよ この先アベンジャーズも増えていくし
それと同時にフェードアウトしていくキャラがあるのは当然だと思う。
今だって結局はマイティソーもハルクもいないわけだしね。
事故後リハビリしてるドン・チードルを見て なんか老けたな…。と思った。
がんばれ!!ドン・チードル。

アントマンも好きなヒーロー。
彼が出たときの空気の和み具合が好き。
キャラ設定がしっかり出来てていいよね。
ちょっとマイケルペーニャに期待したけどアントマンもどちらかというとゲスト扱いでした。
が、今後も引き続きアベンジャーズに出演するのは確定。

あとキャプテン・アメリカがカーチェイスするのはちょっと…。
なんでも詰め込みすぎでは。
ああいうのがなんか好きになれないんよな。
あと序盤のアクションシーンの縦ゆれがウザすぎた。
アントマンが巨大化するのもあんますきじゃない。
あれしたらだめでしょ。
ええええええってドン引きしたわ。
ミニオンズかよ!!
でもアクションは多いので楽しみな人には満足かも。

しかし!
わしが一番見て欲しいのはヴィジョンの私服!!
これに尽きる。


あ、もちろんマーベルお約束のエンドロール後の
映像もありますので最後の最後まで席を立たないように!!




えーと、今後のマーベル関連ですが
一応次に公開されるマーベル作品は デッドプール ですが
これは20世紀FOXなので
このマーベルシネマチックユニバース(以下MSU)とは異なっております。
MSUはこの一連のアベンジャーズシリーズの作品群のこと。
MSUはこのシビルウォーからフェイズ3にはいったと言われております。
次のMSU作品は全米で11月に公開の
ドクターストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ主演)で
アベンジャーズに参戦するといわれています。

『ドクター・ストレンジ』2016年11月4日
『ガーディアンズ オブ ギャラクシー Vol.2』2017年5月5日
『新スパイダーマン』(SONY)2017年7月28日
『マイティ・ソー:ラグナロク』2017年11月3日
『ブラック・パンサー』2018年2月16日(当初の公開日から変更)
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーPART1』2018年5月4日
『アントマン & ワスプ』2018年7月6日
『キャプテン・マーベル』2019年3月8日(当初の公開日から変更)
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーPART2』2019年5月3日
『インヒューマンズ』2019年7月12日
『タイトル未定』2020年5月1日
『タイトル未定』2020年7月10日
『タイトル未定』2020年11月6日

という流れらしい。
なんか次のマイティ・ソーは ハルクとソーの宇宙を旅する
ロードムービーらしい←は?
なんだこのイミフな展開は。

盾を失ったキャプテン・アメリカですがその盾の原材料がブラックパンサーの
ワガンダ王国で採れるものという設定なので
おそらくブラックパンサーにキャプテン・アメリカが出るであろうと予測。
スパイダーマンにもアイアンマンの出演が決定しています。
マーベルファンは今後も目が離せないですな。

一方のDCは
映画フラッシュの監督が降板したとかで黄信号。
どちらかといえばDCの方が好きなわし。
完全にマーベル一人勝ち状態ではあるけれど
きっちり住み分けができてていいかなと思います。
それぞれのもつ特徴を生かしつつお互いの映画を楽しめたらいいな!!









2016-⑮