アバウト・タイム~愛おしい時間について~ | Every Little Step (新)

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りおうさんの更なる進化を求めて。

アバウト・タイム(原題:ABOUT TIME)
2013年イギリス 日本公開2014年9月
監督リチャード・カーティス
ドーナル・グリーソン/レイチェル・マクアダムス/ビル・ナイ/マーゴット・ロビー

画像
(C)Universal Pictures


【雑感その1】
良かった!!
今ンとこ今年1番泣いた1本。
でも今年1番良かったわけではないけど。
このビジュアル(↑画像)に惹かれて見たんですが前評判が良かったので
それなりに期待してました。
なかなかの佳作でおすすめです。
一応ジャンルとしてはSFになります。
それというのもタイムトラベルという要素があるからなのですが
個人的にはSFというよりもある意味でファンタジーっぽい気もします。
ビジュアルから入ったのでもともと単純な恋愛映画だと思っていました。
が、家族や愛する人、戻らない今、この時。
と、かけがえのないものを改めて思い知らされるそんな映画でした。
監督はラブ・アクチュアリーのリチャード・カーティス。
彼はこの映画が最後の監督作品となることを公言しております。
ちなみにわしはラブ・アクチュアリー、見たことないんだけどね!


【適当なあらすじ】
21歳になったティム(D・グリーソン)は父親からこの家の男子には
タイムトラベルをする能力があると告げられる。
彼はその能力で恋人を探すことを決意するのだが。

【キャスト】
タイムトラベルが出来る主人公・ティムはドーナル・グリーソン。
ハリーポッターでビル・ウィーズリー役で出演してたので
見たことある方は多いかも。
ガリガリで頼りなさそうなティムですが彼の純真さやまっすぐな感情が
見ていて心地よかったです。

メアリー役はレイチェル・マクアダムス。
映画版シャーロック・ホームズなど多数の作品に
出演しています。
とにかくこの映画のレイチェル・マクアダムスはめちゃくちゃかわいい!!!
あそこまで人に愛されるなんて羨ましい。
キュート過ぎてためいき。

ティムの父親役にビル・ナイ。
まぁなんというかビル・ナイを正しい使い方してるな!って感じで
くっそハマってる。
映画では実はキーマンの一人。

ティムの初恋の相手シャーロットにマーゴット・ロビー。
ウルフ・オブ・ウォールストリートで一気に名を知らしめた。
わし、彼女好きなんです。声も好きだけど顔もかわいくて。
ただこの映画では中途半端なキャラだったので残念。

ティムの妹キット・カット役にリディア・ウィルソン。
非常に気になったお方。
出番はそう多くないけど非常に目立ってたし良かったと思う!



【雑感その2】
タイムトラベルにおけるパラドックスなど突っ込みどころは多いけど
まぁいいやと思って見れる。
そういう【世界】なんだと思ってた。
タイムトラベルをすることが重要ではなくて時間の大切さというのが
テーマの1つであると思います。
それを効果的にするのがイムトラベルという要素かなと。
ただタイムトラベルを使って何度も初エッチしたりするから
主人公の利己的さが共感できないって人もいるんだろうなぁ~。

終盤、妹のキット・カットの為にこれまでのすべてを捨てるのかなと
思ったんだけどなー。
それはそれでまたグッとくるんだろうけど。
そうでなかった…。
あとやはり英国では裁判の際あのカツラかぶるのね!

全体的に優しくほんわかした映画でした。

今を大事に今を生きる。
ということを強く思い知らされました。

今できる事は今する。明日やろう明日言おうではダメ。
明日どうなるかわからない。
ってのが自分の目標でもあるんですが
それを言うといつも家族に どうしてそんなに刹那的に生きてるの?
って言われちゃう。
なかなか今を大事に生きるのは難しい~。
まぁいろいろ考えさせられる映画です。

ちょっと中だるみがありますが
機会があれば是非見てみてくださいませ~!







2014-⑰