X-MEN :フューチャー&パスト | Every Little Step (新)

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りおうさんの更なる進化を求めて。

X-MEN:フューチャー&パスト(原題:X-MEN: DAYS OF FUTURE PAST)
2014年アメリカ 日本公開2014年5月
監督ブライアン・シンガー
ジェームズ・マカヴォイ/マイケル・ファスベンダー/ヒュー・ジャックマン
ジェニファー・ローレンス/イアン・マッケラン/パトリック・スチュワート
画像
(C)2014 Twentieth Century Fox.

【雑感その1】
めっちゃおもしろかった!
正直もう1回見に行こうかと思ってるくらいおもしろかった。
内容が素晴らしいとかすごく心に染みいる良い作品とか
そういうの完全に無視して
単純におもしろい!というだけなら今んとこ今年1番。
というくらい個人的に大ハマリした。

わしはもともと今回の新作は
新しいX-MEN(若いマグニートとプロフェッサー)の続編だと捉えていました。
だって3部作になるって言われてたしね。
でも世間では旧X-MEN3部作の続編だと思っている方が多いということに
驚きました。
まぁ旧作の主要キャラ出てるしね。
しかしながら公式では
X-MENファースト・クラスとX-MENファイナル・デシジョンの続編である。
ということなのでどちらで捉えても間違いではないということらしい。
でも今回はほぼパスト(過去)の
話なのでガッカリ…なんて思うかもしれません。

そうそうこちらの映画は3D採用・吹き替えありですが
事情がない限りどちらの選択もしない方がいいです。
2Dで十分だし吹き替えはイマイチらしい。
誰とは言わんが。。。

現在(未来)と過去が交錯する展開で
基本未来は戦闘シーン、過去は戦闘シーンはほぼ見られません。
そういう意味では区別がきっちりついているかなー。
これまでのX-MENがそうであったように
いわゆるマグニートチーム(ヘルファイアクラブ)とプロフェッサーチーム
(X-MEN)とに分かれていると思いがちですが
今回はそうではなくて皆が仲間となっています。
団結して戦う相手、それこそが最強の敵センチネルというわけです。



【適当なあらすじ】
2023年。地球はセンチネルという人が作りだしたロボットによって壊滅的な
状態になっていた。
絶滅の危機を救おうとするX-MENたち。
マグニートとプロフェッサーXは共に手を取りセンチネルの開発が始まる
1973年へウルヴァリンを送り込み根絶しようとする。


【キャスト】
前作・ならびに旧作から登場するキャラはほぼ続投となっています。
前作ではマイケル・ファスベンダー演じる若マグニートが
なかなか良かったけれど
今回は逆。
ジェームズ・マカヴォイ演じる若チャールズが非常に良かった!
というのも前作はエリックがマグニートになるストーリーで
今回はチャールズがプロフェッサーになるストーリーなんだとか。
そのせいかジェームズ・マカヴォイは良かった!
それと老マグニートのイアン・マッケランがよかったよ~。
ちょっとかっこよかった!!
戦闘シーンのとことか、仲間として戦闘するところは新鮮だったし
思わず応援してしまう。
老チャールズのパトリック・スチュワートは特に大きな活躍はないけれど
若・老チャールズの相まみえるところとかはじーんときた。
あとわしは気づかなかったけれど
最後に老チャールズが出てきてウルヴァリンに話しかけるところの
パトリック・スチュワートの演技を絶賛してる人が多いことに驚いた。
色々書くとネタばれになるので書きませんが
一番最後のそこのシーンを注目してみてみるといいかも!
とにかく演技がガラッと変わるみたいです。
まぁいろいろ踏まえてからだと余計に感慨深いシーンです。はい。


で今回新しく登場するX-MENをかいつまんで紹介。
なんといっても今回の一番ヒーローは
クイックシルバーでしょう。
演じるのはエヴァン・ピーターズ。
彼はキックアスで主人公デイブの友達役をしてました。
クイックシルバーのシーンだけは3Dで見る価値は大いにあります。
それくらい力入ってるしなんといってもおもしろい!
クイックシルバーと若マグニートのコンビはいいよ!
若マグニートの2度見がみられるのはX-MEN F&Pだけ!リラックマキラン
でも能力がチートすぎて早々にフェードアウトしちゃうけどね。
クィックシルバーは原作ではマグニートの子供になるのですが
この映画の中でもそれを匂わせるセリフがでてくるので
聞き逃すな!
クィックシルバーのシーンはすべてが楽しめます!
ちなみに例のあのシーンで彼が聞いていた曲は
【Time in a bottle 】です。

未来のX-MENは
ストームやキティ、アイスマン、コロッサスは続投。
空間をテレポテーションできる能力を持つブリンク役に
ファン・ビンビン。
マーベルと5作品出演する契約を交わしているということなので
これがそのうちの1本となります。
彼女は日本のCMにも出ています。 サントリーの烏龍茶っすね。
わしはよく覚えているのは熱々の小籠包をふーふーしながら食べてるCM。
絶対見たことあるはずです。

どうみても掟ポルシェなウォーパス役の
ブーブー・スチュアート。

そしてこれまた陣内孝則にそっくりなサンスポット役の
アダム・カント。

ビショップ役にオマール・シー。
彼はあの最強のふたりでドリス役を演じていました。
今回わしはオマール・シーも楽しみにしていたんですが
微妙過ぎて。。
設定が微妙すぎてオマール・シーの無駄使いな気が。
能力的にもイマイチパットしないし
出番もイマイチ。
残念すぎて…くま

まぁアイスマンがフロゾン化してるとか(Mrインクレディブル)
キティがかわいいとか
ストームは出演するかには一回は白目むいとかないとアカンとか
楽しみどころも突っ込みどころも満載!
ストームも相変わらず可愛くて大好き。

ミスティーク役はジェニファー・ローレンス。
まぁミスティークは今回のキーマンなので完全にヒロインです。
演技はもう何も言うことがないくらい完璧です。
人を惹きつける演技と言えばいいのか
やっぱり彼女から目が離せません。

一応悪役?的なポジションにいる
トラスク役にピーター・ディンクレイジ。
the70年代ない出立ちがしっくりはなりすぎな彼は
実は実際の素顔は結構オシャレです。
ちなみにナルニア国物語2にも出演しています。



【雑感その2】
全体として非常にうまくまとまっています。
ラストの落とし方も こう来たか~!ってなります。
結局すべての矛盾をリセットした感じでお見事です。
老マグニートの我々は長い時間を無駄にしてきた っていって
老プロフェッサーの手を取るシーンがすごく好きです。
ウルヴァリンは全編に出演していますが
活躍するかという点ではそうでもない。
今回は基本的にサポートに徹してる感じです。

そしてなつかしい人が登場するかも…!?
ちなみにローグ(アナ・パキン)は当初そこそこ出番があったようですが
本編ではほぼカットされカメオ出演程度でしか見られません。
DVDにはきっちり収められるようなので
ローグ好きな方はDVDも是非。
個人的ににはアナ・パキンはもう大分老けちゃったよねってのが本音。
と、とにかくオールスター!
ほんとにおもしろかったのでおススメです!!
わしはそれほどX-MENに詳しい方ではなくて
どっちかといえば前作のファーストクラスからのが好きなんですが
それでも普通におもしろい。。
まぁ言っちゃえばいろいろ突っ込みどころもあるんだけど
それですらまぁいいかと思えるくらい。
だって結局ウルヴァリンのアダマンチウムはどうなっちゃうの?
だし
そもそもウルヴァリンが過去に行った時点で未来が変わってんじゃないの?
っ言うのはこの際もうどうでもいいんだよね。
もう1回見たいけど見れるかなぁ。。
DVD出たら絶対買いだな。うん。



エンドロール後も映像があるので席は立たないように。
おまけ映像は次回の軽い予告的なものとなっています。
X-MENの今後の予定としては
①2016年 X-MEN アポカリプス。
②2017年 ウルヴァリン3 (仮)
③2018年 X-MEN系映画。キャラクターのスピンオフのうわさもあり。
となっています。 あくまで予定ですとのこと。
①のX-MENアポカリプスがこの今のX-MENシリーズの続編となります。
エンドロールで見られる予告的なものはこのアポカリプスとなります。


2014-⑭