2009年アメリカ 日本未公開
監督カーク・ジョーンズ
ロバート・デ・ニーロ/ドリュー・バリモア/ケイト・ベッキンセール
(C)Buena Vista Home Entertainment, Inc
【雑感】
えー、DVDってなってますが
実はテレビの地上波で見ました。
普通にKBS京都でやってたので何気なく見てたら
案外面白くていつしか夢中になってみてた。
そんな映画。
この映画はリメイクなんだそうです。
マルチェロ・マストロヤンニというイタリアでは超有名な
俳優さん主演で制作されています。
しかも監督はジュゼッペ・トルナトーレ！
1990年のイタリアの同名映画のリメイク。
もちろん元祖のは見たことないです。
ちなみにオリジナルとは若干設定が違うようです。
で、この作品。
すごく良かった！！
だからこうして記事にしたわけなんだけども。
何の情報もなくただ単に見てただけなんだけど
こんないい映画だとは知らなかった。
家族と見てたから我慢したけど
本当は涙流れそうでひやひやしてた。
こんなよい映画なのに日本では未公開なんだって。
DVDは発売されています。
ロードムービー的な作品。
登場人物もシンプルでラストも、どうせ●●なんでしょ。みたいに
展開は読めるんだけども
でも、感動させられる。
とてもいい作品。
家族や親や兄弟や…年齢を重ねた分、つたわるものも多いような気がします。
【適当なあらすじ】
妻を亡くしたフランクは毎年4人の我が子達が
遊びに来る時を楽しみにまっていたが
今年は誰も来なかった。
それならば自分から会いに行こうと思い立ち
それぞれの子供たちの所へでかける。
だが彼らにはそれぞれ秘密があって…！
【キャスト】
妻を亡くした主人公フランクを演じるのは
ロバート・デ・ニーロ。
やっぱりすごいわデニーロは。
なんてことのない普通の地味なおじいちゃん役なんだけど
それが見事。
地下道のお薬のシーンなんて、うちのおねーちゃんなら号泣ものよ。
わしもちょっと ああっ。って思ったけど。
またさそれを集めて薬飲むとことかさ、ヤバイ。
なんという切ない役どころなんでしょう！
実は子供たちに愛されてない？というか信頼されてないんですよね。
それというのも実に厳しい父親だったから。
もちろん本人はそれに気づいていないという訳。
ほんと典型的などこにでもいそうなおじいちゃん。
フランクの子供たち
長女のエイミーはケイト・ベッキンセール。
名前は知っておりましたが出演されている作品を見たことがないので
あまりよくしらない役者さんであります。
次女のロージーはドリュー・バリモア。
彼女は有名なので知っている方も多いと思います。
わしも大好きな女優さんです。
屈託のない明るい役どころでした。
あと長男？なのかなロバート役はサム・ロックウェル。
わしが知っている役ではチャーリーズ・エンジェルのエリック・ノックス。
チャリエンではいわゆる悪役でした。
ドリュー・バリモアとはまた共演してるね！そういえば。
次男？なのかなディビッド役にオースティン・リシ。
基本的にディビッドはこの作品のキーマンでありながら
登場することはほぼないです。
でもこのディビッドがいいんですよね～これまた。
【雑感その２】
自身の親のこととか思うとこういう映画はグッときます。
ましてや自分が親なら尚更のことだと思います。
最近昔馴染みの友達とメールのやりとりをすることがあって
その子がメールで 元気がいちばん！ と言っていて
本当に心に沁み入りました。
この作品もそうでみんな元気ならそれでいいんだよ。という
メッセージがひしひしと伝わってきます。
あまりにも良い映画だったのでDVDを買おうと思って
調べたら今はほとんど出回ってなくてめちゃくちゃ高かった！
日本未公開だしそんなに出荷もしてないだろうし
これは入手が困難な感じ！
こんなことなら録画すればよかったよ！！
こういう映画、午前十時の映画祭とかでとりあげてくれればなぁ。
あまりにも新しすぎるけど未公開なんだし
いいんじゃないかな？って思う。
あぁでもコンセプトが違うかもなぁ。。
ほんとにおススメなのでレンタルなら見れると思います。
是非是非機会があれば見てみてくださいね！
やわらかで暖かな作品です。
未公開なので日本語予告編が見つからず。
全編英語ですがよければどうぞ！
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