第85回アカデミー賞・結果。 | Every Little Step (新)

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りおうさんの更なる進化を求めて。

日本時間の2月25日 アカデミー賞授賞式。
とうとうこの日がやってきました。
なんか前にノミネートの記事を書いた時は
まだまだ先だなぁなんて思っていたのに
あっという間に時は流れますね。。

で、その結果はというと…。
(受賞作・受賞者に★マーク付けてます。)
■作品賞
『リンカーン』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『アルゴ』★ 
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『レ・ミゼラブル』
『世界にひとつのプレイブック』
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
『愛、アムール』

やったよ!!!アルゴきたよ!!
この日をまってたよ! (*´Д`)ハァハァ
というかも最近発表されたこれまでの映画賞総なめにしてたから
アカデミーはアルゴで決まったなと内心思ってた。
監督賞落としといてこの後に及んで作品賞受賞させないとか
アカデミー会員のプライドが許さんだろ。
でもね、まぢでアルゴはおもしろかったから文句なし。
他の作品1つも見てないわしが言うのは説得力に欠けるけど。
本当に是非おすすめです。
そして嬉しいことに授賞記念として凱旋上映される劇場もあります!
わしが知っているのはTOHO系列の劇場。
あとは今のところはわからないですが
リピート上映あるかもしれません。
凱旋上映でなく普通に今も公開している劇場もあります。(関西では兵庫)
絶対に劇場での鑑賞をおすすめします!!
まぁもうすぐBD&DVD出ますけどね。
でも劇場で見ないとあの緊張感は味わえないと思いますよ。
スピーチ時のベンアフのあの興奮たるやもう最高でした!

■監督賞
アン・リー 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』★
スティーヴン・スピルバーグ 『リンカーン』
デヴィッド・O・ラッセル 『世界にひとつのプレイブック』
ベン・ザイトリン 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
ミヒャエル・ハネケ 『愛、アムール』

アカデミー賞関連で色々とサイトやらブログやら見てたとときに
監督賞はアン・リーだろう的な意見を見て
なんかやたらそれが印象深くて。
もちろん他の監督の名前を挙げてる方もいたのに
なぜか ああ監督賞はアン・リーかぁ…と漠然と思ってた自分がいたので
あんまり意外でもなかった。
でもわしはねちっこいので何度も言うが
ベンアフがノミネートされてない時点で終わってた。


■主演男優賞
ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』★
ホアキン・フェニックス 『ザ・マスター』
デンゼル・ワシントン 『フライト』
ブラッドリー・クーパー 『世界にひとつのプレイブック』
ヒュー・ジャックマン 『レ・ミゼラブル』

ダニエル・デイ=ルイスが獲ったね~。
まぁ一番妥当かな。
これで史上初主演男優賞を3回受賞です。
素晴らしいですね。
でもわし、あんまりよく知らないんですよね、この俳優さん。
これから注目して見ようかなと思います。
しかしながら! いまだにわしの大好きなキャサリン・ヘップバーンの
記録は破られていません♥
なんてったって主演女優賞4回獲得ですからね!
しかも一度も自身がノミネートされた年度のアカデミーの会場に現れなかったという。
なんというかっこよさ!
この記録が破られないことを祈ります。
でもダニエル・デイ=ルイス、おめでとう!!


■主演女優賞
ジェシカ・チャステイン 『ゼロ・ダーク・サーティ』
ナオミ・ワッツ 『インポッシブル』
ジェニファー・ローレンス 『世界にひとつのプレイブック』★
エマニュエル・リヴァ 『愛、アムール』
クヮヴェンジャネ・ウォレス 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』

やっぱりジェニファー・ローレンスかぁ。
う~ん。
個人的すぎて申し訳ないが彼女は好きじゃない。これに尽きる。
ってベンアフ個人が嫌いなんじゃねーの?とアカデミー会員にえらそうに
文句言ってるわしも結局自分の好き嫌いで選んでるな…クマ
はっきり言って顔が嫌い。
まぁ若い俳優さんがこうして受賞するのはいいことだとは思いますけどね。
でも今回の顔ぶれをみても
主演女優を張れるオーラのある女優が今多くないのかもしれないね。
近い将来はきっとクロエ・グレース・モレッツが名を連ねる事になるでしょう。
そう願いたい。


■助演男優賞
アラン・アーキン 『アルゴ』
フィリップ・シーモア・ホフマン 『ザ・マスター』
トミー・リー・ジョーンズ 『リンカーン』
クリストフ・ヴァルツ 『ジャンゴ 繋がれざる者』★
ロバート・デ・ニーロ 『世界にひとつのプレイブック』

大御所だらけの助演男優。みたいな。
受賞はクリストフ・ヴァルツ。
彼は大御所ではないけれどあれよあれよという間に
助演男優賞2回も受賞。
しかも2回ともタランティーノ作品。
もうこれはタランティーノに足を向けて寝られないね。
でもわしはクリストフ・ヴァルツすごく好きなんですよね。
雰囲気が。
昨日の授賞式でもシンプルなのにおしゃれ感があって
素敵なおっさんだなぁと思います。
前評判ではトミー・リー・ジョーンズかと言われていたようですが
残念でした。


■助演女優賞
サリー・フィールド 『リンカーン』
アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』★
ヘレン・ハント 『ザ・セッションズ(原題) / The Sessions』
エイミー・アダムス 『ザ・マスター』
ジャッキー・ウィーヴァー 『世界にひとつのプレイブック』

予想もへったくれもあったもんじゃないね。
アン・ハサウェイが大本命すぎて。
レミゼだけでなくダークナイトライジングでのキャットウーマンも
見事な出来栄えだったし
アン・ハサウェイ個人として本当にこの賞は当然だと思います。
受賞式での彼女の髪型がかわいかった!


■外国語映画賞
『愛、アムール』(オーストリア)★
『コン・ティキ(英題) / Kon-Tiki』(ノルウェー)
『ノー(英題) / No』(チリ)
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(デンマーク)
『魔女と呼ばれた少女』(カナダ)

これもまぁ当然ながら 愛、アムール。
来月公開されるので観に行きます!
めっちゃ楽しみデス!!



そして残念だったのが…
メーキャップ賞にノミネートされていたヒッチコックが
受賞を逃した事。
絶対獲れると思っていただけにわしのショックはでかい。
サスペンスの神様と謳われるヒッチコックは
監督としてオスカーに輝いたことは一度もない。(ノミネートは5回)
アカデミー賞に嫌われた男とまで言われています。
そして今回、彼を描いた作品『ヒッチコック』でも受賞できず
アカデミーの会場でまたもヒッチコックの名を呼ばれることはありませんでした。
残念です。
またいつの日か こういうチャンスに恵まれ
彼の名がアカデミーの会場に響き たくさんの人に認識される日が
くることを祈ります。
映画『ヒッチコック』は最近まで公開日が春予定で未定のままでしたが
ようやく決定しました。
4月5日公開です。
こちらも絶対観に行きます! 楽しみ~。