命の営み寄り添うヒーラー：渡辺高史です。
●私たちは、互いを映し込み合う、透明なミラーボールのような存在です。
の続きです。
あなた個人の内面に起こってくる思考・感情・記憶・体感も、実は、透明なミラーボールです。
それは、あなたというミラーボール表面の内側に映っている、無数の小さなミラーボールです。
その思考・感情・記憶・体感という小さなミラーボールたちもまた、「他」との関係の中でのみ、その輪郭が浮き上がっては消えています。
「他」とは、記憶や本能や他人や文化や教育、出来事や選択・・・などなど、「それ以外の全て」です。
輪郭とは、実在感・臨場感と、役割・目的のことです。
あらゆる環境・出来事・他人も、実は、透明なミラーボールです。
それは、あなたというミラーボール表面の外側に映っている、無数の小さなミラーボールです。
その環境・出来事・他人というミラーボールも、「他」との関係の中でのみ、その輪郭が浮き上がっては消えています。
この場合も、「他」とは、記憶や本能や他人や文化や教育、出来事や選択・・・などなど、「それ以外の全て」です。
つまり、あらゆる存在と概念は、無数の他を、自らに映しこむことによってのみ、自らの輪郭を浮き立たせています。
「あなた」というミラーボールも、「あなた以外」との関係の中で、めくるめく【現実としか思えない雰囲気】と【役割】を浮き上がらせては消え、を繰り返しています。
あなた自身の存在も、あなたの体験する世界も、リアルそのものに感じられます。
しかし、そこにあるのは、実在するともしないとも言えない【透明なミラーボール】です。
互いに照り返しあっている、無数のミラーボールです。
私たちは、互いを映し込みあうことによってのみ存在しています。
私たちは、母なる宇宙と渾然一体・無分別に、あらゆる幻想＝体験を、共同創造し続けています。
続きます。
命の営み寄り添うヒーラー：渡辺高史