「食材編」が未完なのですが、先週JFAから育成年代の日本代表が相次いで発表になり、いろいろ思うところがあったので先に書くことにしました(毎度すみません)。

 

 サッカー選手と身長の関係を問うと、必ず「サッカーは小さくとも活躍できる。例えばメッシ・・・(以下略)」みたいな意見が出てくるのは当然、承知しているのですが、

 

そうは言いましても、ね。

 

Jリーグの平均身長は178センチ

30年近く変わっていない日本男性の平均値(171前後)より、かなり高い水準なのは疑いようがない事実です。

 

このサイトによると、

身長が最も求められないポジションであるMFも平均で173・65センチDFは179・94FWは178・07と、当然ながら一般的には高身長の部類。

 

スタメンに全員170センチ前後の選手が並ぶ、というプロチームは現状ありえないわけで、プロを目指すならば身長は大きな要素、と言えます。

 

高身長がアドバンテージになりえるという傾向は、果たして育成年代のエリート選手にもあてはまるのか。

 

その予測を確かめるべく、アンダー日本代表の平均(身長・体重)を割り出してみることに。数値はこのサイトのものを使いました。

 

【U16】

DF=181・0/70・3

MF=170・7/63・4

FW=178・0/70・0

【U17】

DF=181・5/73・8

MF=174・0/67・8

FW=179・0/75・0

 

想定通りの結果ではあるのですが、育成年代でもポジション別でここまでの明確な差が生じているとは、予想以上でした。

 

DFが最もわかりやすいですね。

 

将来的にDFとしての活躍を見据えるならば、身長が欠かせない要素であることは疑いようもありません。特に2024年度のプロDFの平均身長より、育成年代エリート層の平均が高いという事実は、守備陣で高身長を求める傾向がより強まっている証左となるでしょう。

 

そこから考えると、高校入学時点でも180を超えているかどうか、が高評価(例えばJ下部ユース昇格など)を受けるひとつの基準である、とも言えそうです。

 

SBはCBほど身長重視ではないかもしれません。が、U17日本代表に選ばれたDFで175センチ未満の選手はひとりもいませんでした。高ければ高い方がよい、という認識で間違いないでしょう。

 

FWも身長・体重を見る限り「デカくて強い」が有利に働くことは疑う余地がなさそうです。

 

息子(12歳半ばで成長スパートが始まった一般的な少年)に当てはめてみますと・・・

 

現在、中学1年(12歳9か月)で身長161センチ・体重43キロの息子が、現在のように月1センチのペースで今後1年伸び続け、その後も一般的な経過をたどれば、3年後には170センチ台後半に到達しているかもしれません。

 

が、体重が70キロに届いているとは到底思えません・・・。今後3年間で27キロ増、無理すぎる。FWの選手、一般的に見て体格良すぎではないでしょうか・・・

 

最後にMFですが、

どう捉えたらよいのか、正直難しいです。

 

DFやFWほど身長が重視されない、ということは間違いありません。が、

 

①身長以外の面(技術やスピード、戦術面など)を重視すると、結果的にMFには身長低めの選手が集まってしまう、のか、

 

②高身長が(遺伝や体質的に)期待できないからこそ、体格以外の武器を磨いてきた選手がMFに集まっている、のか・・・

 

鶏が先か卵が先か、

みたいな議論なんですけど。

 

②だとすると、戦略的に育成された結果(と本人の努力と才能)と言うこともできるでしょうが、①の場合はなぜなのか、判断がつきません。特にU16には、170センチ台後半の高身長のMFがひとりもいません。なぜ? たまたまいないだけ?

 

そもそも①でも②でも、ひとりひとりの体重を見る限り、晩熟型ではなさそうです。どちらかというと数値的には、身体的な成長が早めに始まっていて、16歳の段階で体格も大人に近づいている選手が多いという印象を受けます。

 

・・・ということはやはり、

育成年代のエリート層は身体的な成長が早熟な選手が多い、という理解でいいのでしょうか。

 

この疑問は次回以降、別のデータからも検証してみたいと思います。

 

 

・・・もともと私が「息子の身長を伸ばしたい!」と意気込んでいたのは、長男が守備寄りの人だと思っていたから、なんですよね。

本人の希望も、適性も。

 

長男によると、小学5年の公式戦前に担当コーチから「CBがいい?ボランチがいい?」と聞かれて「ボランチ」と答えたことから、5~6年の2年間はボランチ(あるいは3バックのセンターハーフ)でほぼ固定。1学年上の公式戦に出る時はSBで起用されていました。

 

11人制になっても、守備寄りの傾向は変わらないものと思い込んでいたのですが・・・

 

ジュニアユース生活も2か月が過ぎ、

長男の主戦場はどうやら、4231のトップ下に落ち着いたようです。

 

Aチームに残れた場合、2ボランチの一角かSBかな・・・と思っていたのですが、トップ下とは。ちょっと想定外。

 

私的には「トップ下」というと、高身長の選手もいますが、世界的には比較的サイズの小さい選手も輝ける場所というイメージです。筆頭はスナイデル。古くはマラドーナ?

 

長男がこのポジションで高校以降の進路を切り開きたいと願うなら、身長云々以前に、誰よりも際立つ何か、を身につけなければならない、ってことです。

大丈夫かなあ。
母は見守ること(&食事をつくること)しかできませんが。