9月にハマったことと言えば断然、世界陸上。
現地観戦はかないませんでしたが、ナイトセッションのテレビ放映を連日子どもたちと堪能し、閉幕してしまった現在は、ちょい世陸ロスです・・・(石井アナロス、とも言う)。
陸上って面白い!と改めて思った今月。
長男も、区内の公立中学対抗連合陸上大会に出場しました。いわゆる「連陸」と呼ばれている大会です。
都内ではこの時期、各区や市部でこの連陸が開かれているようです。
連陸の選手選考基準は学校によって異なるらしく、ある中学は陸上部員優先で枠が余った種目のみ一般の生徒が出場したり、ある中学は学内選考を行って代表選手を決めたり・・・
と、まちまちなようですが・・・
長男が通う中学は後者で、選考を勝ち抜けば陸上部でなくても出場できる方式。
選考を経て希望通りの「1年男子100メートル」と「4×100メートルリレー」にエントリーし、表彰台に上がることができました。
実は春のスポーツテストで、50メートル走のタイムがクラスで3番手に甘んじた長男。
低学年のころからスピードが強みだった長男にとって、かなり衝撃的な出来事でした。
が、区の100メートルでは3位以内に。
その要因は、単純にこの半年でタイムが劇的に縮まったからではありません。
トラックを走る運動会のリレーとは違い、競技場で直線距離を走る100メートル。
選手の特徴が一目瞭然となります。
スタートの反応、ピッチの速さ、ストライドの大きさ、加速度の違い、後半の伸び・・・。
区内でもスピード自慢が集まる100メートル決勝、同じようなタイムを持つ同学年の選手と並んでみると、短距離走を競う上で長男の弱点は明らかでした。
予選を勝ち抜いた選手8人で争った決勝のレース展開は、以下の通りです。
スタート直後:横一線。長男も反応は悪くない。
30メートル付近:中央の二人が飛び出し、長男はやや後方。
60メートル過ぎ:4番手に上がる。
80メートル付近:3番手に上がる。
100メートル:先行した二人とほぼ並んでフィニッシュ。
まるわかりですね。
長男は30メートルまでのスピード、
つまり初速が、表彰台の3人の中で際立って遅かったのです。
原因も明白でした。
息子は先行した二人に比べてストライドが大きい分、足の回転速度・・・つまりピッチが明らかに遅い・・・(ちなみに身長は3人とも同じような感じで165センチ前後)。
私が撮った動画を見た夫は、長男の走りを、
「100というより、同じ短距離でも400が専門の走者みたい」と一言。
まあ、言い得て妙な感じ。
夫「スタート直後はもっと意識してピッチを速めないと。周りと比べて完全にスピードに乗り遅れてるぞ」
長男「やってるつもりだけど、なんかぎこちない感じになっちゃうんだよ!」
これもクラムジーの影響が出ているのか、どうなんでしょう・・・
改めて動画を見返すと、先行した二人は30メートル前後ですでに、最大速度に近い速さまで到達しているように見えます。
一方の長男が最大速度に達したのは、50メートル前後から。そこからはストライドも増加し、ぐんぐん加速していきます。
長男「120メートルだったら優勝してたと思うんだけど」
www
そんな競技ありません!
・・・来年の連陸は100メートルより、200か400でエントリーしたほうがいいかもね・・・という話に落ち着きました。
ただ、この「初速」という弱点。
サッカーという競技を専門にしている長男にとっては、悠長に構えてる場合じゃないような気もします。
そもそも、セレクションでは短距離走を「30メートル」に設定しているチームもあります。
そう、
サッカーにおいて重要なのは初速なのです。
試合中は100メートルどころか、30メートル以上の勝負になることはほぼ、ありません。実際のボール奪取において重要なのは10メートル以内、いや大半は「5メートル前後」の勝負でしょう。
つまり、ピッチを改善すれば、
長男の強みであるスピードは今以上の武器になるかもしれないのです。
ちなみに・・・
同じ区には、東京トレセンから某J下部ジュニアユースに進んだ有名選手がいるのですが、決勝は長男の隣のレーン。最終順位は長男が上回りましたが、30メートルまでは彼のほうがやや速かったです。初速、やっぱり重要だわ(彼がJ下部で活躍しているのは当然それだけが理由ではないと思いますが)。
グラウンド上では脚の速さ以前に、走る準備や視野、判断力、予測力・・・などが大きく関わってくるため、それらを磨きながら、さらにピッチを上げていく。連陸をきっかけに、今後さらに磨くべき部分が明確になりました。
今後は初速を高める練習にもっと取り組んだほうがいいね、と息子と確認。
ただ前回の投稿通り、クラムジー中に新たなことを始めるのは得策ではないらしいです。
悩みどころです・・・。
