長男の新体力テスト結果を見ると、

低学年のころから「立ち幅跳び」と「反復横跳び」が偏差値80オーバーと高めです。

前回:サッカー少年の体力テスト

 

最近はスポーツテストでも偏差値が出るんですね…

 

ただその偏差値はスポーツをしていない層も含めたものですから、週4~5回サッカーをしている長男の値が高くなるのは当然で。

 

果たしてサッカーという競技では、どの程度の優位性を持つのだろうか、と疑問に感じ、調べてみたら下記のサイトがありました。

 

 

【引用】

立ち幅跳びは「筋パワー」の指標となります。「筋肉が素早い動きの中でどれだけ強い力を発揮する能力があるか」を表すもので、一瞬で遠くへ跳んだり、高く跳んだり、遠くへ投げたりといった運動に関係する体力要素です。

 

現在6年、身長149センチの息子がこの県のトレセンに混ざったとしても、現時点で持っている「筋パワー」は中学の平均ぐらいのレベルにあることはわかります。(その筋パワーが試合で発揮されるかは別問題ですが)

 

ただこれ、身長が併記されていないので、比較が難しい・・・

 

JFAにはこんなデータもありました。

 

 

各カテゴリー日本代表のフィジカル測定結果

U14ストライカーキャンプの測定結果

 

U14から引用↓

【身長】

 平均167・3

 最大179・5

 最小151・7

【立ち幅跳び】

 平均2・28

 最大2・50

 最小1・90

 

・・・この数値を見ても、育成年代って体格差が非常に大きいのがわかります。JFAのストライカーキャンプに呼ばれている16人の比較でもこの大差・・・

 

中2で180の彼はうらやましい限り。

151センチの彼は、晩熟気味のうちの長男と比べてもかなりの晩熟くんですね。

 

長男がもし、このまま身長も記録も伸ばすことができれば、「筋パワー」の分野ではまあまあ優位性を保てるレベルにはなる、

・・・のかもしれません。

 

サッカーで、この「一瞬のパワー」や「跳躍力」が最も要求されるポジションって、どこなのですかねえ・・・

 

もちろん「パワー」にしても「跳躍力」にしても「スピード」にしても、サッカーに必要な要素のひとつでしかなく、育成年代は基礎技術を身につけることが大前提。

 

小学生のうちから「息子の武器は~」なんて議論はナンセンス、だと思ってはいます。

 

が、今後、上のカテゴリーで勝負することを考えるならば、自分の特長や優位性を知ってそこを伸ばしていくことも、周囲から一歩突き抜けるために重要とも感じます。

 

現時点の長男の強みが生かせるポジションは、どこなのでしょう。

 

現在所属している街クラブでは、

241のボランチか、331のセンターハーフが定位置。昨年、6年に飛び級してリハウスリーグに出ていた時は右サイドバックでしたが、自学年でサイドに入ることはほぼありません。センターバックは時々ありますが、トップ経験はほとんどなし。

 

当然、指導者がチームのバランスなどを見て決めているポジションですが、選手が潤沢にいる強豪チームではなく、中堅クラブだから真ん中に置かれているだけで、チームが違えば違うポジションだったかも。

現に、かつて所属していた少年団ではほぼ右ハーフでした(パパコーチの息子が低学年からセンター固定でしたので・・・)。

 

そもそも、育成年代でポジションをどの程度固定するのか、ということにも様々な意見があるだろうと思います。

 

「跳躍力」で思い出されるのは、先日の日本代表戦で上田綺世選手が見せた先制ヘッド。あの高い打点は、圧倒的なバネと強い体幹という身体能力から生み出されているのは間違いありません。

 

じゃあ跳躍力のある選手の適性はトップ?

・・・ってほど単純な話ではないですが、長男はFWの経験がほとんどなく、セットプレーもキッカーなので、空中戦で競り勝つ姿を見てみたいなあ・・・

 

高学年になると、CKのハイボールで競り合う機会がぐっと増えている印象。まずは自陣ゴール前の守備で、その跳躍力を発揮してくれることを期待します。