演劇集団イヌッコロ「いえないアメイジングファミリー」行ってきました。
通称「いえアメ」。会場は、中野テアトルBONBON。Bチームです。
いつものように個人的感想となります。
--------------
なにがともあれ、おもしろい!それに尽きます。
コメディだと気張らずに観れますので、特に舞台初めての方にお勧めです。
ストーリーといい、役者の方々の圧倒的な雰囲気と演技力といい、ライブで感じてほしいです。
悪魔の話!?と思いましたが、開始直後からあっちの世界へ引き込まれ、ドタバタで笑いあり、感動あり、涙あり。
心は見事に持っていかれますが、目玉は持っていかれませんので安心してください。
そして幸せな気持ちを持ってかえれました。
行けなかった方もDVDが発売されますので是非どうぞ。自信を持ってお勧めできます。
・灰皿&椅子
泥棒を脅かすシーンの灰皿浮かし芸&椅子倒し芸です。なんであんなに面白いんですかね。岩田裕耳さんの演じる叔父さんが紳士的なのに、そのギャップ。
・テーブルの上に立つ
テーブルの上に立つシーンが何回かあり、「そんな悪いことしちゃダメだよ」と思ったのですが、あとでよく考えたら、「ミンチに...」とか「目玉を...」とかもっとひどいことなのに、それに比べたらテーブルに立つくらいで違和感持つなんておかしな話です。
・チュッチュ
神父の「チュッチュ」反則でしょー!最高でした。何回もやるし、ズルい。上手でしゃべってるからそっちを見てたのに、見えてない下手から「チュッチュ」の音だけ聞こえてきて、見逃した!というのと同時に爆笑。音だけで爆笑したの初めてでした。
・旦那
神里優希さん演じる旦那が、あの動きと甲高い声が印象に残って、いいキャラでした。そして、それを完璧にコピーする晴海役佐藤永典さん。スゴイというか不思議。
カイリとの関係が絶秒でした。
・要望
大満足なのですが、個人的な要望をしいてあげると。
「3つの願い」がもう少しスッキリしたかった。3つと言われて、私が3つ目に期待しすぎたというのもあります。別れさせないでくれという願いが結果的には叶うということなのですが、もう少しバチンとハマりたかったです。
押し入れの悪霊の関連性。どうして悪魔の家族の家にいるのかとか。
あと、大楽がそんなに良いってなると、みんな最後だけ行けばいいかになりませんか。
・三姉妹
素敵なファミリーの話でしたが、特にこの三姉妹は外せません。
長女カイリ役栗生みなさん
次女メモリ役小川麻琴さん
三女サトリ役遠藤瑠香さん
瑠香さんも言っていましたが、最高の三姉妹でした。ということでこの3人について。
・小川麻琴さん
クライマックスのメモリと晴海、2人の別れのシーン最高でした。特に小川さんの表情と雰囲気、泣かされました。周りのすすり泣きの方も結構多かったです。間近で観た小川さんの涙、美しかったです。
あと、それを見守る周りの人々(いや、悪魔か)もいろんな思いを持っているのが伝わり、どこ観ててもよかったです。
このシーンで、小川さんの表情や涙もよかったのですが、ずっと見てしまったのが、「手」です。そのシーンで手は動かないのですが、今にも震えそうな手に気持ちが表れているようで、引き込まれて見いってしまいました。そこで顔を見たら泣いていて、もうダメでした。。。動かない手で演技するって、スゴいなと。
・栗生みなさん
圧倒的な雰囲気、存在感。栗生さんの舞台は、3回目になるのですが、観ている人を引きつけるパワーがあるんです。心の中で「スゴいな...」って何回思ったか。
表情だけでカイリであり、座っているだけでカイリでした。
個人的MVPは栗生さんでした。認めざるえない。生きてるって感じがするんです。
空気を一瞬で変える人。こんな人は今まで観てきた中で2人目です。
前回までの舞台では栗生さんの感想を書くのをためらっていたのですが、それは嫉妬していたからかもしれません。
私の勝手な「いえアメ宣伝ツイート」にも全部いいねいただけました。ありがとうございました。
・遠藤瑠香さん
サトリは、基本的に表情を変えない役でしたが、時折見せる笑顔、がよかったです。絶妙なポイントで笑顔が見れるんですよね。
あんな能力持ってたらツラいな…。他人の心の悪いところや、醜いところ、辛いところが全部分かってしまったら、とても耐えられない。それが一番セリフに表れた「心がグシャグシャだよ」が印象に残りました。
まばたきしないシーンがあるのですが、あの大きな目でずっと目を開けていて、目乾いちゃうよ!と思いました。
空気を一瞬で変えられる人。もう一人はこの方です。瑠香さんを生で観たのは、実は武道館が初めてだったのですが、その時の衝撃たるや。あの広い会場の空気を一瞬で自分の世界に持っていったのが、とても印象に残っています。
栗生さんと共演した、私が観た舞台では、役の関係もあり、それぞれが輝いていた印象です。いつか、栗生さんとバッチバチ(闘う役とかいう意味ではなく)に高め合うような舞台が観てみたいです。きっとスゴいものになるんじゃないかと勝手に想像してます。
物販感想。初めてお手紙渡しました。年賀状です。いつもの通り、女神のような優しさ、いや、悪魔級の優しさでした。今年初だったのに、「あけましておめでとうございます」を言い忘れました...。今年も宜しくお願い致します。
物販ぜひ参加してお話ししてみてください!皆様もサトられちゃいましょう!
--------------
・信頼と尊敬
栗生さんが、三姉妹の小川さん・瑠香さんのことを、「信頼と尊敬」だと言っていました。
共演者のことをこんなふうに思える関係、ホントに素晴らしい。
推しとオタクの関係って、この「信頼と尊敬」が理想だと思っています。それも一方通行ではなく、双方向の。
ファンからはもちろん信頼して推していくべきだし、あまりにも過度な敬いは必要ないかもしれないけど、ある程度の礼儀というかファンとしての立場というか。
そしてこれは私の勝手な希望ですが、推される方々もそう思っていてほしい。
私が推すような方は、ファン思いなのが伝わるし、ある方はファンのことを誇りに思っていると言っていました。
オタクは素晴らしい人達多いです。でも現場に行くと、勘違いしている輩もいて、偉そうにしている奴や、マナーを守らないような奴もいる。1人や2人ではないし、集団でいたりして幻滅する。ネット上でも同じ。度が過ぎると例の事件のように暴走するやつもいる。そんなのファンでもなんでもない。
ファン同士の関係も「信頼と尊敬」であってほしい。独りよがりや自分勝手だと周りがイヤな思いをすることもある。結果的に雰囲気が悪くなったりして推しのためになっていない。
ファンだけでなく、出演者・関係者・スタッフの方にそんな勘違いしているようなのも実際います。
どんな形で何が正解なのかは分からないですが、もっともっといいものを創れるのではないでしょうか。
普段の仕事や、友達・家族でさえ、良い関係ってなかなか難しいのですよね。でも、推しとオタクなら「信頼と尊敬」が実現できるのではないかと思います。
--------------
素敵なファミリー、素敵なストーリー、素敵な出演者の方々、ありがとうございました!
舞台は終わってしまいましたが、雨の日に「墓地ピク」で集まりましょう!
私はコワイの苦手なので行きませんけど!!!
