ネオノスタルジックとかはどうでも良くて、凄い美味しい一杯だった〜!の巻
6月上旬のお昼に訪問。先外待ち客23名、帰りの待ち客15名。
出張ついでにこちらへ。
2024年5月16日にオーブンした新店です。
前進の「手打ち親鳥中華そば綾川」は、2020年12月23日恵比寿にオープンした話題店のようです。
以下、ネットの情報より…
讃岐うどん発祥の地であり、親鶏の名産地である香川県綾川町出身のチームが、東京のラーメン職人と出会い生まれた、唯一無二の中華そば。
香川県のご当地ラーメンではないものの、香川名物の“骨付き鶏”で知られる「親鶏」をフィーチャーすることで、“ご当地風”なラーメンとして見せている。
昔ながらの醤油ラーメンを今風にアレンジして提供するお店が増え、「ネオノスタルジック」「ネオクラシカル」などと呼ばれるようになった。
「綾川」のラーメンはまさにネオノスタルジック。
実はこの「綾川」は個人店ではなく、ラーメン以外の飲食店も運営する企業が経営している。
これからの資本系のラーメン店も、単なるチェーン店には終わらない新しいラーメン戦争が始まっている。
到着すると待ち客が23名で、うっわ!
あ、紙に名前と人数を記入するのか…
完全に出遅れました…
でも、開店はすこぶる早いです。
メニュー表は店頭先に沢山あるので、入る前に決めちゃいます。
到着から22分後に店内へご案内。
正面に券売機が有ります。
塩特製中華そばをこちらをポチリます。
それなりに大箱な店内。
食券を渡しつつ、お冷の置かれたカウンター席へ。
店内は厨房に男性3名、接客男女2名の体制。
この人数で、この回転の速さは素晴らしいです。
10分ほどで、着ラー。
それではスープから。
芳醇な鶏油のコクに適度な塩気、親鳥の滋味深いハッとする旨味が伸びていきます。
深みのある親鳥の旨味が溢れています!
これは美味しくて、驚きました。
次に麺を。
麺は多加水の平打ち太縮れ麺。
表面積と縮れで充分にスープを拾いつつ、上質な歯切れと熟成感のある味わい。
青竹手打ちを一昼夜寝たせた、切り立ての麺。
フレッシュな麺肌に熟成された味わいが感じられます。
極上スープの持ち上げや相性も申し分無し!
このスープにこうゆう麺を合わせたかった…
麺もビシッと決まっています。
麺量は体感160g程度。
具はチャーシュー3種、味玉、メンマ、カイワレ、ネギの構成。
チャーシューは肩ロース2枚、親鳥皮付きモモ肉4キレ、親鳥首皮コロコロの構成。
肩ロースは脂身が無く、シトッと柔らかでジュワッとスープが染み出てきて、肉の繊維質を感じます。
鶏に肩ロースなんて部位はないので、豚なのかな。
親鳥皮付きモモ肉は、皮のコラーゲンと柔らかなモモ肉の間がコリッとします。
親鳥首皮はプルプルでコラーゲンを感じます。
当然にスープとの相性は良くて、食べ応えが有ります。
味玉は黄身が半ゼリーで、深みが増す味付けが絶妙です。
メンマはシナボリ食感。
カイワレは香味が加わります。
あっという間に完食。
ネオノスタルジックとかはどうでも良くて、凄い美味しい一杯でした。
ご馳走様でした。
店名:手打ち親鳥中華そば綾川 大成店
住所:埼玉県さいたま市北区大成町4-399
営業:11:00 - 21:30
定休:無休