立地に問題は無いので、今度は流行ると思う味噌だった~!の巻
2月上旬の祝日、お昼過ぎに訪問。先客10名、後客6名。
「常陸牛らぁめん 希」が衣替え。
A5ランクの常陸牛をふんだんに使用していているのに1000円以下とは、どえらいお店が登場したものと思ったのですが…
以下、Xより…
「常陸牛のラーメンに関しては、仕入れの兼ね合いでどうしても業者の言われるがままになってしまい、安定して営業をする為には何かしら妥協を迫られる日々でした。
なので、今後は自信を持って作れる時にだけ作ります。」
よって、外壁に取り付けられた黄金に光輝く牛の頭は敢えて残したもの。
決して、頑丈に付け過ぎて取り外せなくなったものでは無いとのことw。
ベースは水戸市千波町に2年前にあった「仙台炙り味噌ラーメン 政宗」。
政宗に看板を付け替える前の「麺’s BAR 〆一」でも、後半からは看板メニューになった味噌ラーメンです。
美味しかったのに、閉店に追い込まれたのが不思議でした。
いつも行列が絶えない「中華そば 先﨑」もある場所ですが、閉店が相次ぐ鬼門の場所です。
政宗は駐車場が共有で狭かったけど、今回は単独で23台分を確保済みです。
入って正面に券売機が有ります。
2/12迄のプレオープン時は、ラーメン11種類のうち、5種類に絞っての提供でした。
最近、ラーショのネギラーメンを食べていないなぁ…
辛ネギラー油味噌 920円をポチります。
「お好きな席へどうぞ~」とご案内。
セルフのお冷やを持ってカウンター席へ。
食券を渡しつつ、ラーメン一杯につき一つ選べると言う無料トッピングは、「味噌専用辛味噌の素」をお願いします。
店内は男性店主さん、男女店員さん5名の体制。
お店に到着してから、9分後にカウンター越しに着ラー。
それではスープから。
ラードの香りとコクにキレとコクのある赤味噌感の強い塩気、野菜の甘味に豚骨と妄想するベースも感じられます。
仙台味噌がメインと思われる、依然と変わらぬ強い赤味噌感。
そこにラードで炒めたモヤシの甘味が加わります。
常に中華鍋を振るうことになる、この一手間が味噌ラーメンではスーブの味わいに高い満足度を発生させます。
ただ、挽肉も入れれば更には美味しくなると思いますが…
赤味噌が強いのですが、ベースに不足は無いので豚骨ベースだろうと妄想します。
次に麺を。
麺は低加水の中細縮れ麺。
スープを適度に拾い上げ、ヤワモチな食感。
ボイル過多です…
西山製麺はボイル硬めで、ボソボソッと入ってきて素朴に歯切れる卵麺が印象的ですが、ボイル過多なので、その良さがスポイルされています。
このラーメンの最大の変更点は、菅野製麺から毎日空輸されると言う、西山製麺に変わったことなので残念です。
私だけなら、まだいいのですが…
麺量は体感150g程度。
具はチャーシュー、辛ネギ、モヤシ、青ネギです。
豚バラロールチャーシューはスープと同じ味噌タレを塗り込み直前に炙ってあります。
脂身はとろけて、味付けはスープとの相性が抜群なので美味しいです。
これも「麺’s BAR 〆一」時代からのチャーシューです。
辛ネギはピリッとしたシャキシャキ。
その下のモヤシはクタッていますが、具材として機能しています。
青ネギはシャッキッと。
途中、「辛味噌の素」を入れて、パンチアップ!
あっという間に完食。
麺のボイル過多は残念でしたが、依然と変わらぬ美味しい赤味噌ラーメンでした。
今回は立地に問題が無いので、流行ると思います。
ご馳走様でした。
店名:麺処 政宗
住所:茨城県水戸市東原2-1-29
営業:11:00〜15:00/17:30〜21:00
定休:火曜日