流石、名店出身の一杯だった~!の巻
9月上旬のお昼に訪問。先客2名、後客6名。
佐野ラーメンの有名店「田村屋」ご出身の新店へ。
田村屋は並びが凄くて、断念した覚えが有ります。
田村屋で修行されて、巣立たれた方も多いようです。
駐車場は店舗前に3台と20m程離れた前方の砂利敷駐車場の23~26とか(番号にお店の記載は無し)。
入ると奥の「小上がり席へどうぞ~」とご案内。
セルフのお冷や、紙お絞り、レンゲを待って着席。
お品書きを眺めます。
醤油麺とSio醤油麺、焼き餃子、おつまみ、瓶ビール等の構成。
醤油麺を口頭でお願いします。
因みに、Sio醤油麺が人気でした。
あと、餃子を頼む方も多かったです。(大きくて、美味しそうな餃子でした。)
テーブル2卓、小上がり1卓のこじんまりとした店内。
男性店主さん、男性店員さんの体制。
少しして、トレイに載せられて着ラー。
それではスープから。
油脂のコクに甘味すらある穏やかな醤油タレの塩気、鶏豚な動物系に香味野菜、他にもコクがあるスープです。
このスープ、しみじみと美味しいですね~!
レンゲが止まらんです。
因みに佐野らーめん会のHPによると、田村屋のスープは、大山鶏ガラをはじめ、もみじ・背ガラ・にんにく・生姜・鰹などから抽出。
そこに牛肉と牛スジを加え、田村屋ならではの甘みと旨味が濃縮されたスープが完成します…とのこと。
出身店の味を踏襲していると思えば、納得できる美味しいスープです。
次に麺を。
麺は多加水の平打ち縮れの青竹手打ち麺。
ボイルは硬めで、スープを穏やかに持ち上げて不均一な縮れが唇にアタックしつつ、ムチモチな食感。
もっとボイルした方がスープの拾い上げやモチモチ感が増して良さそうに感じますが、逆に麺の存在感は際立っています。
やけに幅が広かったり、くっついていたりが食感の変化にもなっています。
終盤は麺が柔らかくなり、好みの麺に近づきました。
麺量は体感160g程度。
具はチャーシュー、メンマ、ほうれん草、ネギ、ナルトです。
豚バラチャーシューは、脂身がトロトロで赤身は筋っぽく。
ベーシックなタイプですが、妙に美味しいんですよね。
原材料がいいのかしら…
メンマは強めなボリボリ食感が印象的。
ほうれん草はメンマに負けじと、ボリボリな食感。
これ、ホウレン草ですよね?
印象的なメンマとホーレン草でした。
最後は底に沈んだ麺や具材をサルベージ。
あっという間に完食。
流石、名店出身の一杯でした。
値段も良心的です。
ご馳走様でした。
店名:麺や 杉寅
住所:茨城県結城市結城8522-6
営業:11:30〜14:00/17:00〜20:00
※ラストオーダーは各30分前
定休:日曜日、水曜日
駐車:店舗前に3台、店から20mほどの砂利の駐車場23〜26の4台