寒くても、冷たい鳥中華をお薦めしたい一杯だった~!の巻
11月下旬の週末、お昼に訪問。先客2名、後客2名。
以前から考えていた、電車移動での酒三昧の週末を敢行。
まずは石岡駅1階ステーションモールのこちらへ。
山形名物の鳥中華と肉そばを提供しております。
茨城県において、山形の鳥中華をデフォメニユーとして提供しているのは、かすみがら市の「まるしん 麺匠 きくのや」、水戸市「龍のひげ」、「山形十割そば処 紅~BENI~」しか知りません。
カウンター8席のこじんまりとした店内。
お冷はセルフとの案内がありました。
鳥中華(冷)¥825+ちょいのみセット¥1075をお願いします。
店内は色っぽいマダムお独りでの切り盛り。
オーナーは弟さんで、顔を出しに来ていました。
ハーレーなどのカムタムショップに飲食3店舗を経営とか。
お姉さんは夜のお店ご出身の華やかさを感じましたが、主婦みたいです。
ニッカハイボールは、ちと氷が多すぎるか。
おつまみ3種(鶏皮刻み、山芋醤油漬け、ポテサラ)は、手作り感があってどれも美味しいです。
主婦の目線で材料を買い付け、調理しているとか。
じゅんちゃんが好きな日本酒、鳥海山 天寿 ¥660をお願いします。
華やかな香りが広がりつつ、後味はスッキリと飲みやすく。
そして、着ラー。
それではスープから。
軽い鶏油のコクに適度な醤油タレの塩気と旨味、冷たくても鶏の出汁がタップリのスープです。
油は冷たくなると固まるはずですが、途中で油だけを取り出して、水分を飛ばしているとか。
長年の疑問が解決しました。
鶏以外の旨みも感じるのですが、山形の出汁醤油由来のようです。
次に麺を。
麺は低加水の太ウェーブ麺。
スープを適度に持ち上げて、小麦感のある麺肌の張りに冷水の〆も加わり、ムチモチな食感。
ボイル時間は11分と長め。
冷水の〆も加わるので、確かにその位のボイルをしないと固くなっちゃうのかも。
他店より太い麺ですが、なかなか美味しいです。
麺量は170gであり、食べ応えもあるので充分です。
具は鳥スライス、三葉、ネギです。
鳥は親鳥ならではの味の濃さと食べ応えが有ります。
コリコリ感が欲しいけど、美味しいですね。
三葉は香味があり、合います。
卓上の一味唐辛子や白コショウを掛けても合いますね。
あっという間に完食。
山形の鳥中華インスパの美味しい一杯でした。
温かいのも可能ですが、味がボヤけてしまうので、冷たいのがお薦めとか。
「冬でも温かい部屋でアイスを食べるでしょ?」
そうだねw。
この後は電車で、水戸駅の地酒バーへ。
ご馳走様でした。