味人(茨城県古河市)/ネギラーメン ¥630 | ピップのブログ

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ラーショ感は希薄だが、普通に安くて美味しい一杯だった~!の巻


9月下旬の週末、お昼に訪問。先客1名、後客0名。


茨城県の未訪問なラーメンショップも残るは3件のみ。


しかし、3件ともに日曜日はお休みです。


なので、ラーショっぽいと噂のお店を巡ります。


まずはこちらへ。




建物はプレハブ感があり、年季が入っています。


ラーショ店巡りが染み付いているので、入るなりお冷はどこか?とキョロキョロ。




左手にある、お冷のポットをグラスに注いで空いているカウンター席へ。


その後、店主さんが苦笑いしながら、布のお絞りを届けてくれました。




お冷はセルフじゃないと思います。


しかし、今時、布のお絞りはなかなか出てきませんよ。







メニュー表を眺めます。




狙いのネギラーメンは¥630とお安いです。


全てのラーメンに背脂が入り、好みによって、多め・普通・少なめ・無しを選べるとか。


ネギラーメンを口頭でお願いします。


背脂量につていては言及しなかったので、普通だと思います。


横には漫画単行本も並んでいます。




先客は漫画を読みながら、セットメニューを実食中。




Aセット(餃子ライス)かな…Bセット(半カレー)かな?…それともCセット(もつ煮ライス)かしら?



店内は男性店主さんお一人での切り盛り。


店主さんは、見るからに人が良さそう。


ただ、デスメタル系のTシャツが気になりましたが…






少しして、着ラー。






丼は平たくなく、チャーシューは1枚物なので、ラーショ的ではなく。



それではスープから。




背脂のコクに適度な醤油タレの塩気、鶏豚な旨みが感じられます。


ラーショ調味の旨みはなく、鷄も強めです。


一般的なラーショとは違います。








次に麺を。




麺は多加水の平打ち太チャーシュー縮れ麺。


表面積の大きさでスープを拾い、ツルプリモチな食感。


手打ち感はないけど、佐野や喜多方などを想起させるような麺。


茨城ではあまり見掛けないので、新鮮です。


ラーショとは一気に距離が離れましたが…


麺量は体感150g程度。







具はチャーシュー、ネギ、メンマ、海苔です。




豚肩ロースチャーシューは薄いので、持ち上げようとするとバラバラに…


お味はベーシックで美味しいです。 


ネギはしんなりとして、シャキシャキ。




切り方はラーショと違うけど、太めなのは良いです。


ラーショ独特の旨みは感じないけど、良い味付けはしてあります。


メンマはシナコリ。





海苔は厚みが確りしていて、麺に巻いてパクリ。






あっという間に完食。




茨城県内では、ラーメンショップ結城本店に少し似ているでしょうか。


スープに鶏も使っていたり、多加水麺だったりと共通点があります。
 

ただ、こちらはよりラーショから離れた味わい。


先人は背脂とネギで、ラーショっぽいと思ったのでしょうね。


まぁ、お店側はそんな意識は無いかも。


お安くて、普通に美味しいラーメンだと思います。


ご馳走様でした。