ラーショ感は希薄だが、普通に安くて美味しい一杯だった~!の巻
9月下旬の週末、お昼に訪問。先客1名、後客0名。
茨城県の未訪問なラーメンショップも残るは3件のみ。
しかし、3件ともに日曜日はお休みです。
なので、ラーショっぽいと噂のお店を巡ります。
まずはこちらへ。
建物はプレハブ感があり、年季が入っています。
ラーショ店巡りが染み付いているので、入るなりお冷はどこか?とキョロキョロ。
左手にある、お冷のポットをグラスに注いで空いているカウンター席へ。
その後、店主さんが苦笑いしながら、布のお絞りを届けてくれました。
お冷はセルフじゃないと思います。
しかし、今時、布のお絞りはなかなか出てきませんよ。
メニュー表を眺めます。
狙いのネギラーメンは¥630とお安いです。
全てのラーメンに背脂が入り、好みによって、多め・普通・少なめ・無しを選べるとか。
ネギラーメンを口頭でお願いします。
背脂量につていては言及しなかったので、普通だと思います。
横には漫画単行本も並んでいます。
先客は漫画を読みながら、セットメニューを実食中。
Aセット(餃子ライス)かな…Bセット(半カレー)かな?…それともCセット(もつ煮ライス)かしら?
店内は男性店主さんお一人での切り盛り。
店主さんは、見るからに人が良さそう。
ただ、デスメタル系のTシャツが気になりましたが…
少しして、着ラー。
丼は平たくなく、チャーシューは1枚物なので、ラーショ的ではなく。
それではスープから。
背脂のコクに適度な醤油タレの塩気、鶏豚な旨みが感じられます。
ラーショ調味の旨みはなく、鷄も強めです。
一般的なラーショとは違います。
次に麺を。
麺は多加水の平打ち太チャーシュー縮れ麺。
表面積の大きさでスープを拾い、ツルプリモチな食感。
手打ち感はないけど、佐野や喜多方などを想起させるような麺。
茨城ではあまり見掛けないので、新鮮です。
ラーショとは一気に距離が離れましたが…
麺量は体感150g程度。
具はチャーシュー、ネギ、メンマ、海苔です。
豚肩ロースチャーシューは薄いので、持ち上げようとするとバラバラに…
お味はベーシックで美味しいです。
ネギはしんなりとして、シャキシャキ。
切り方はラーショと違うけど、太めなのは良いです。
ラーショ独特の旨みは感じないけど、良い味付けはしてあります。
メンマはシナコリ。
海苔は厚みが確りしていて、麺に巻いてパクリ。
あっという間に完食。
茨城県内では、ラーメンショップ結城本店に少し似ているでしょうか。
スープに鶏も使っていたり、多加水麺だったりと共通点があります。
ただ、こちらはよりラーショから離れた味わい。
先人は背脂とネギで、ラーショっぽいと思ったのでしょうね。
まぁ、お店側はそんな意識は無いかも。
お安くて、普通に美味しいラーメンだと思います。
ご馳走様でした。