小学校の教室にあると便利なもの♪ 10段チェストを使う時に、考慮すること! | 片付けなさい!と言わずに子育て♪10年後も家族が心地いい整理収納*明石

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元養護教諭の整理収納アドバイザーです。子どもが将来自立した大人になるために必要な様々な力を、かたづけを通して身につけられるようにサポートします。片づけのことだけでなく、親と子どものこころやからだのことも綴ってます♪

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最後に勤務していた小学校の教室に設置した“10段チェスト”


について、昨日まで5回に分けて紹介してきました。


10段チェスト1段目
 10段チェスト2段目
 10段チェスト3段目
  


  10段チェスト4段目 
10段チェスト5段目~10段目








職員にチェストの説明をする時に、より使いやすくなるポイントを


お伝えしました。それは、




使用頻度と高さを考える ということです。




一般的に、モノを取りやすい高さは、目の高さから太もも


ぐらい(気をつけ、をした指先ぐらい)と言われています。




だから、よく使う引き出しを取りやすい高さにすると体に


負担が少なく、使ったモノを元に戻すのも楽です。




なので、よく使う引き出し、例えば“給食”は毎日使うので、


子どもにとって取りやすい高さにすることが大切です。




でも、小学生の場合、1年生と6年生では平均身長が30㎝


も違います。チェストの高さが約100センチなので、高学年


では、取りやすい1段目は、低学年の小柄な児童にとって


は、目線より高くなり、取りにくい高さになるのです。


だから、一概に○段目が取りやすい、とは言えないのです。




そんなことを職員に説明して、実際対象の児童の身長と


クラスの使用頻度に合わせて引き出しをセッティングして


使っています。使用例がこちら。


           ↓







ちょっと写真が見づらくて申し訳ありませんあせる


これは、4年生で使っているチェストですが、給食が1段目で、


2段目からふくろ、クラス名ぼ、文ぼう具、本読みカード、


ノート、算数プリント、国語プリント、ほけん、理科プリントの


引き出しになっています。




最初1段目にあった“ほけん”の引き出しですが、このクラス


では、ほとんどこの引き出しを使うことがない、とのことで、


9段目にしたのでした。





引き出しが多いチェストを使う場合、使用頻度と高さを考える


とさらに使いやすさが増すのでおススメです。







最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。