AIがイラストを作ってくれるという話は以前から聞いていたが、自分のスマホに入っているChatGPTさんがそんなことができるとはつゆ知らず、息子に「え~っ、知らないの?今ほとんどのことがスマホでできちゃうよ」と言われ、試しにスマホにあった写真をイラストにしてくださいとGPTさんにお願いしてみた
まず1枚目
これは、孫たちが自宅のウッドデッキの上にサンシェードを張ってもらい、涼しい5月の風の中、日向ぼっこ兼お昼寝をしている写真をジブリ風にイラストにしてもらったもの
似顔絵風にしてあるので、孫二人の表情はもちろん、体型もよく特徴を捉えていて、可愛くかけているし、そう言われてみればジブリ風になっているもんだなぁと感心
2枚目は
昨秋、大学時代に同じ下宿で同じ釜の飯を食った友人を訪ねた際、帰る時に二人で自撮りした写真をそのままイラストにしてもらったもの
左の友人は上手いこと特徴を捉えていて、そっくりに書かれているが、右側の本人はこんなに髪は黒々していないなぁと思いつつ、何となく似ているようで...、(似ていないようで)複雑な感じがする(でも、二人のオジサンが仲良しな感じが良い)
元となった写真を並べれば、このイラストがいかに出来が良いかがわかってもらえるとは思う
でもそれはやめておく
最後、これはイメージだけを伝えて描いてもらったイラスト
昭和の時代、家族ですき焼きを美味しそうに食べている様子を再現してもらったもの
夕ご飯の様子とリクエストをしていないので、白ご飯や他のおかずが何も出ていないのとお姉ちゃんが左手にも箸を持って両手で肉を食っている姿はちょっと不自然だが、それは置いといて
昭和時代の家族が囲む夕ご飯の風景は、GPTさんが持つ膨大な情報からイメージすると、「核家族で子供は二人、お姉ちゃんと弟、健康そうでがっしりしたお父さん、そして用意したすき焼きを子供たちが喜んで食べている姿を優しい微笑みを浮かべながら見守るお母さん、お父さんも『いっぱい食えよ~』と言っているように見える」がスタンダードなのかもしれない
お母さんが一緒に箸をつけていない様子は、「お母さんは後で良いから、たくさん食べなさいね」と子供たちの背中を手で支えているように見えて、日本の昭和のお母さんのイメージを表しているようだ
偏見に満ち満ちた勝手な想像物語だが(笑)、自分の幼少期を思い出すとこんな夕ご飯の風景が自然と思い浮かんでくる
3枚のイラストを見て改めて思ったこと――AIは、もはや人間を超える領域に達しつつあるのではないか、いやいやすでに超えちゃっているのかもしれない
現に、このようなツールは、イラストレーターの仕事を十分に脅かしているし、印刷屋さんの仕事を奪っているのは間違いない
仕事でイベント企画などを手掛ければ、チラシを作ったり、Web情報を発信したりしなければならないが、そのどちらの準備もAIのお世話になればお茶の子さいさいだし、人手不足もなんのそのになっていくのだろうか
AIの頭脳は、これから訪れる人手不足時代の救世主なのか、それとも、我々から仕事を奪う悪魔になるのか、初老の私には想像がつかない
還暦を迎え、人並みに健康であれば、あと二十年くらいは生きているのかもしれないが、二十年後、どんな世界が我々を待っているのかと思うと、少しばかり怖いような気がする


