学生時代、同じ下宿で暮らした先輩が亡くなった
その先輩が真面目に講義に出ている姿を見たことが無かった
夜は麻雀、昼間はパチンコ、案の定、単位など揃うはずもなく、6、7年かかって大学を卒業した
でも、よく卒業したものだと、変なところで感心させられる
いろんな仲間、先輩、後輩に世話になり、世話をして、面倒見も良かったからか交友も広く、式ではたくさん懐かしい顔に再会できた
盛大に行われた宴会では、形見分けがあり、そこで見つけたのが、古いレコード
Jeff Beck 「Wired」と SPYRO GYRA 「Morning Dance」
このレコードは、下宿の先輩の部屋でみつけて、感激して借りてカセットテープに録音したものだった
中学生の頃に、Jeff Beckを知り、Blue WindとRed Bootsをラジオで聞いて、身震いするほどかっこいいと感動したことを思い出した
SPYRO GYRA 「Morning Dance」は、なにかのきっかけでアルバム「Freetime」を知って、SPYRO GYRAの軽快な音に魅了され、いつか聞いてみたいと思っていたところ、突然ゴミ屋敷のような先輩の部屋で見つけたレコード
キズを付けないように、そっと針を落とし、数秒待っていると、脳細胞に染み渡る音楽がスピーカーから流れてくる、あの瞬間を思い出した
先輩はチョッパーベーシストで、YAMAHAのベースを弾いていた
真剣に音楽談義などをした記憶も無いけれど、音楽的な嗜好はかなり近いところにいたんだろうなと思う
先輩はCASIOPEAも好きで、桜井哲夫さんのチョッパー演奏を好んで真似ていた
年を取った今であれば、もっとゆっくりいろんな話ができたんだろう
やはり、会いたいと思った時に会いたい人には会っておくべきだと、つくづく思う
65歳で逝ってしまった、やはりこの年齢は早すぎたね、先輩

