こんにちは。気功師の佐伯です。
ある程度、手から気を出すことが上達してきたら、その感覚は維持しつつ脱力をしていきましょう。
気の操作と身体のモニタリング&脱力の同時進行です。
気を手のひらから出す感覚が身に付いてきたら、「たくさん出す」「強く出す」といった練習に移ります。
しかし、ここでは身体を使いつつも、身体を緊張させたり強張らせることがあってはいけません。
そして、初めはリラックスしているつもりでも、必死になって気を出しているうちに力が入ってしまう可能性もあります。
(強く出そうとするほどに…)
無理はしてはいけないんだけど、効果的にやらなければいけない…
少しばかりの期間、手から気を出す練習を続けていれば、こんな状況はあっという間にやってきます。
身体を脱力させつつも、きっちり気を出して気功をする。
まさしく心と身体を制御下に置くことになります。
その練習は気功の一部です。
手から気を出している感覚を維持しつつ、身体の隅々にまで気を配りモニタリングをして、力が入っていたら抜いていく…
この繰り返しです。
例えば肩こりがひどくて仕事に集中できないとしましょうか。
考え事をまとめたいのに、身体が痛くて深く掘り下げて思考ができずに困ることでしょう。
頭がフル回転しているとき、いわば幽体離脱にも近い状態ですが、身体の方でトラブルが発生すると一気に夢が覚めるように戻ってきます。
つねに良い集中状態で気功を行いたいのです。
だからリラックス・脱力を、気功をやっているときに同時に練習するわけです。
顔やあご、目の奥や頭皮、首や肩に、知らないうちに力が入っていませんか?
詰まったら見直して欲しいポイントです。
気を出すと脱力は同時に練習しましょう。
片方だけ熱心に練習してもバランスが崩れるだけです。
すべてのプロペラが均等に回ることで安定するのと同じように、集中と脱力は同時にできることが望ましい状態です。
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