こんにちは。気功師の佐伯です。
今回は「浄化」に続いて「封入」について解説します。
前回の浄化では道具や場所から情報を抜き取り、摘出して壊す手順について解説しました。
あわせて、「自己イメージ」が下がる要因や情報を「共感覚」で捕まえる方法もお伝えしました。
「封入」ではもう一歩先に進み、自分に新しい役割を持たせるという視点へと移っていきます。
浄化は単体で行うことはほぼなく、封入とセットで行います。
浄化の手順解説で、ゴミ情報を抜き取った隙間に「秘伝の気」を気の玉にして入れると説明しました。
これが封入です。
なぜ浄化が封入とセットで行われるか、合わせて解説したいと思います。
おさらいですが、浄化を行う理由は、自分の成長を阻害する情報を取り除くためです。
または「こうなりたい」というイメージがあったとして、そのための思考や行動の邪魔になる情報を取り除くためです。
浄化単体でもセルフヒーリングにはなりますが、「自分はどう変わるのか」を明示した方が効果は高まります。
さて、手鏡や、洗面所の鏡の浄化が完了した前提で話を進めましょう。
頭髪や美容に関わる道具類や、道具を使う場所、そしてあなたが行く場所が浄化の対象でした。
僕であれば、ゴミ情報を抜き取ったあとに代わりに入れる情報は「頭髪復活」です。
合わせて「リラックス」や「未来から流れる時間」といった気功技術を封入するでしょう。
「頭髪復活」の阻害要因となる情報を取り除き、「発毛・育毛・増毛」が加速する情報を代わりに入れます。
封入のコツは、浄化とペアで行うことです。
もう少し踏み込んで説明すると、「情報同士の矛盾をなくす」ことです。
道具の浄化と封入も、自分の心に対して行う浄化と封入も、その成果を認識するのは自分の「脳と心」です。
その脳と心で感じ取る情報たちの中で、バッティングする要素があると、どちらか一方の情報が駆逐されます。
「元気な私」と「絶不調の私」は同時に成立しない状態です。
「絶不調な私」を形作る情報はおそらく複数あって、それを摘出して新しい情報を封入することで自我を変えます。
何度でも言いますが、「頭髪復活」に限らずゴールに向かうことができるかどうかは臨場感次第です。
漠然としたままでは目指す理由もいずれ希薄になるでしょう。
いや、イメージが漠然としたままでいるように固定化する自我が働いているのかもしれません。
その阻害要因が何であるかは自己対話の中で見出すしかありません。
鏡で自分の頭皮を見て、産毛の誕生、新しい毛の成長を疑問視するなら、それがいまの「自己イメージ」となります。
今はそう思っているかもしれないですが、未来の自分は違います。
何度でも繰り返しますが、気功は必ず未来から流れる時間を体感しながら行いましょう。
未来の視点で考えて、「この情報は要らない、浄化しよう。この情報は要る、封入しよう」と取捨選択を繰り返します。
未来の視点で考えると「この情報が要る」と感じられます。
その「情報を封入すること」が、「新しく役割を持たせる」ということです。
反対に、過去の視点に縛られたままだと「これで上手くいくのだろうか」と不安を抱きます。
それが認知不協和です。
封入の手順はもう説明済みです。
実はすでに気の玉と封入をまとめて説明していました。
浄化と絡めて理解することで、また新たな発見があったと思います。
以下はちょっとしたアドバイスというか老婆心のようなものです。
モテと頭髪、モテと美容がやりたいことの中で結びついている人は、もっと真剣に未来を考えるといいと思います。
自分がその相手とどう関わるのか、何をしてあげたいかを考えておきましょう。
あ、不安になりましたか?
ならば、過去に自分が他人に見せた親切心を思い出してみればいいと思います。
「何をしてあげられるかわからない」というのは何の言い訳にもなりません。
シンプルに「相手が喜ぶことは何か」を考えればいいからです。
一球入魂もかっこいいと思いますが、何球か投げてもいいと思います。
野球なら3球のストライクボールを投げないと、あなたのピッチングで相手を仕留めることができないわけです。
全球サプライズ級のボールだとお腹がはちきれちゃいそうです笑
さりげないものでも、ささやかなものでも、手札として持っておくことで戦術の幅が広がります。
余談にはなりましたが、モテと頭髪が結びついている人は両方の要素で浄化と封入をしてみましょう。
「モテたい」という気持ちと「人付き合いへの苦手意識」はバッティングする情報です。
一瞬でも付き合えればOKというのであれば止めませんが、長期的な付き合いは絶望的です。
まずはパッと目についた不要な情報から浄化を始めましょう。
そして、何を封入するかを決めるのは「未来」であり「ゴール」であることが伝わったと思います。
あらためてバランスホイールの記事を読み返してみると新たな発見があるかもしれませんね^^
(自分の近くにある情報が、自分を作るということです)
<参考書籍>
下記から頭髪に気功を応用する方法を閲覧できます。
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