おはようございます。不登校専門カウンセラーさくらです。
不登校になる初期のころ。息子が朝起きれなかった時のこと。
「今なら2時間目から間に合うよ」と私が言うと、「遅刻するくらいなら行かない!」と息子は言い張りました。
私は思ったよ「少しくらい遅れても行けばいいのに…」と。
でも小学生の息子は「遅刻するなら行かない!」と白か黒かで決めつける子でした。
息子が高校生になって、二度めの不登校を抜け出たときも、やはり朝が起きれませんでした。
息子が社会人になって知ったのですが、息子のバイオリズムを調べたら午前中がエネルギーレベルが低い。
これでは起きれないはずだわと思ったものです。
でも、今はそれなりに頑張ってるから、やれば出来るのですね。話を戻します。
高校に行きはじめて最初のひと月は、私が起こしていましたが、毎朝のバトルが辛くてねえ。
「起こしてと言うのに起きんとは何事だ!」と親子喧嘩。
仕事にも支障が出た。とうとう私は起こすのをあきらめた。
また不登校になっても仕方ない。息子のことだ。
親の出番じゃないと思って、起こすのはやめる!と決意した。
めっちゃザワザワしたよ!今でも覚えてる。
学校行ったかな?休んだかな?って。二回ほどこっそり高校に電話した。
でも、「今日は学校に行ってますか?」なんて親が電話をするのは過保護じゃないか。先生も忙しいのに~と思ってやめました。
親が強くならないと息子は変わらない。と頑張って、気にしない!と努力した。
すると、しばらくして息子は遅刻しても起きて登校するようになりました。
きれいに1時間目だけ欠席でしたが、数カ月で朝から登校するようになりました。
「学校は一日行かなければならない」と思いこんでいると、ハードルが高い。
でも「遅刻して行くだけでもいい」と思えると、すこし気持ちが楽になります。
昔の息子は「朝から行く」にこだわっていた。
でも、「遅刻もあり」と思えるようになったら、遅れて登校するのが平気になった。
変わるときは来るんです。
決めつけは、親御さまや周りが意見して、変えようとしても、本人が思い込んでいたら変わりません。
お子さま自身がどう思うか?
遅刻しても学校に行こう!と思う。
人にどうみられるか?より行きたい気持ちが上回った。
壁を越えるエネルギーがたまったのですね。
お子さまもきっと大丈夫!
いつもあなたを応援しています。
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