昨夜の話です。もう寝ようとしていたら娘から「起きてる?」とLINEが来ました。
「起きてる」と返事をすると、電話がきた。
「部屋にカナブンがいて怖くて寝れない」
めちゃくちゃ甘えた声。「これは私に来てほしいんだな~」と思ったけど、時間が遅いし黙っていたら「来れる?」と申し訳なさそうに聞かれた。
夜の11時半近くに、自転車飛ばして娘の部屋へ行ったよ。
娘と二人でカーテンにへばりついたカナブンを大騒ぎしながら約20分かかって外に逃がしました。
すぐに帰ろうとすると娘は「『どうして部屋にカナブンがいるのか』が気になって寝れない」という。
私「洗濯物にくっついていたのかもしれないね」
娘「でも、どうしてカーテンにいるんだ?」
私「洗濯物を取り入れたあと、今日は出掛けた?」
娘「買い物に行った」
私「その間にカナブンが外に出たくてカーテンに移動したんだよ」
娘「そっか!そこで足が引っ掛かって出れなかったのか」
そこまで話をしてやっと納得。急に娘の顔がパーッと明るくなる。
「ママもういいよ帰って。遅くなってごめんね、ありがとう!」
この気持ちの切り替えの早さ。
昔の私なら「そんなの気にしなくていいよ。カナブンなんてめったに飛んでこないし」と適当に娘の話をさえぎり、聞き流して終わっていた。
でも、「納得するまで話をしないと引き下がらない、落ち着かない」娘だと知ったので、昨日も最後まで話を聞きました。
昔は、「娘のために良かれと思って」意見を言っていた私です。
「もう少し人に合わせる方がいい」「なんでそこにこだわるの?ほかの人は気にしない」など。
人とかみ合わない、自己主張が強すぎる娘が気になって、私がなにか言うたびに親子喧嘩でした。
人が見るとどうでもいいところ、が本人だけは気になる性質と、わかってから、私は墓穴を掘らなくなりました。
言ってもしかたない。これが娘だとうけいれたら、機嫌のいい状態が続くようになりました。
娘の性質。
「こんなことどうでもいい」と常識的なことを言いたくても「絶対言わない方がいい」なぜなら。
人に合わせたくない、自分の意見が絶対だから→周りから見ると結構やりにくい。
今甘えていたと思ったら急変する。感情の起伏が激しい。こじれると機嫌がなおるまで長引く。
やる気になる時とやらない時が極端。スイッチが入った時の集中力、パワーが人並み外れてる。→たまにしかスイッチが入らんけど、しゃーない。
何にもしない時はダラダラで何もしない。 →ダラダラ(ゲーム、YouTube)が長く続くと、つい、ものが言いたくなるけど、ここでいかに我慢するか?が親の腕の見せ所。
1人でいるのが好き。 友達はたまにしか関わらない。人とつるまない。
だから娘がクールで何かに集中してるとき(ゲームとか)私は、触れず関わらず。
しかし、何か言って来たときはすぐに向き合うようにしています。
なぜなら、機嫌を戻すまでにかなり苦労すると場数を踏んでわかってきたから(笑)
娘を受け入れるようになってから、仲良し親子になりました。
カナブンのおかげで寝不足だけど、おかげで朝、娘から。
「昨日はありがとう!今日は38度で暑いからクーラーかけるんだよ」とかわいいスタンプと声がLINEで届きました。ラインが来るなんて久々だ~(笑)
あなたもお子さまを違和感なく受け入れられるようになりますよ。こちらで書いてます。
不登校は誰でも脱出できます。
いつもあなたを応援しています。