● 不登校の子どものことで、夫や家族と意見が合いません。どうすればいいですか?
おはようございます。不登校専門カウンセラーさくらです。
あなたは、家族関係が良くなり心が落ち着きます。
不登校になると、家族関係で悩むご家庭が多いです。
家族がバラバラ!誰もあなたの気持ちをわかってくれない。辛いね。
家の中で孤立して苦しんでいるお母さまから、メッセージをいただきました。
不登校の当初は、お母さまもお子さまを「なんとかして学校に行かせたい!」と思う。
でもうまくいかない。不登校の解決策を調べると「無理に学校に行かせないほうがいい」と出てくる。
休ませてもいいのかな?もちろん、休んでいいと素直に思えない。でも「しょうがないな」って思えるところもある。
なぜなら、あなたはお子さまの一番身近にいて、苦しんでいる姿を見てるからです。
でもお父さまは違います。学校を卒業して社会に出て、長年頑張って働いている。
一つ一つ、悩みを乗り越えながら一人前になってきた。
だから「学校を休むなんてありえない」「甘えるな!」と思う。頭ごなしに怒鳴りつける。
お父さまが帰宅すると、リビングで雑談していたお子さまが「ソッと自室へ入ってしまう」というお声をよくお聞きします。
あなただけじゃないからね。
そして同居の祖父母の場合。育った環境、年代がまったく違うから、価値観が違いすぎてわかってもらえない。
不登校のお子さまがいるご家庭で、家族関係で悩む親御さまへ。
家族と対立しない。見るのは、対立する相手ではなく、後ろに居る不登校のお子さまです。
不登校のお子さまのことで夫婦げんかになった。意見が合わない。正論をぶつけてくる夫に言い返すこともできない。
言われっぱなしでお母さまのやる気が失せると…不登校のお子さまに、怒りの矛先が向いてしまう。
「早く不登校が終わればいいのに!」ご飯も作りたくない時に、お子さまが、のん気にゲームで遊んでいると~。
イラつく。「勉強は?」といいたくなるよね。
夫の機嫌が悪いのも子どものせいに思えてくる。すると、せっかく我が子を応援しようと思う気持ちが消えちゃうんですね。
親御さまが、まわりに左右されず自分の気持ちを穏やかに保つから、お子さまは楽になり、不登校は良くなります。
家族と意見が合わないのは「当たり前」。
夫も、祖父母も、今までの自分の生きてきた道のりと目の前の現実があまりにも違う。
だから、お子さま、お孫さまを見てると、いてもたってもいられない。
お母さまがいう見守るって、「好きなだけゲームをさせること?」
「それでいいの?」「甘やかしすぎじゃない?」「今のままではダメだろう」と言いたくなる気持ちもわかります。
ご家族はみな、お子様に学校に行ってほしい心は共通してるんです。
ただ思いがそれぞれあるから、一番近しいお母さまに当たってしまう。
もし、あなたがご家族に意見をされてモヤッとしたら。
最初にパニックになったときの気持ち。我慢しきれず、我が子に意見してしまったあの瞬間を思い出してください。
「ああ…このまま不登校だったらどうしよう」「我が子の将来が見えない」
お母さま自身、同じように思った。今も思っている。でも、我が子に何か言えばいうほど、よけいうまくいかない。今は、これしかできることがないと。
葛藤して、やっと気づいたお母さまの気持ちは、すぐには家族にわかってもらえないかもしれません。でも、相手を説得しようとしないでほしい。
対立すると、肝心な問題が置き去りになり、家族の溝が深まります。
言いたい相手の話を聞くのです。
心の余裕があるから、相手の話を冷静に聞くことができる。
もし、お母さまが家事に仕事に忙しすぎたら、話を聞くどころか。
「同じことを何度も言わないで」「早く話しが終わってほしい」と思ってしまう。
大事なのは、お子さまが家にいてエネルギーを溜め、やる気を取り戻すことです。
お母さまが頑張りすぎず余裕を持つ。
悩みは一つ、一つ、向き合うから解決できます。大丈夫。
がんばりすぎないでね。
いつもあなたを応援しています!