親御さまがお子さまに声をかけた。でも、キレられた。うまくいかない。
何をすればいいの?何かしなくては!と焦る、心配ばかり先立つ。
とりあえず、でいい。「これでいいのかな」と思いたいよね。
今どうすればいいのか?見守り方がわかれば親御さまは落ち着きます。
見守りは、お子さま次第です。
親はジッと待つ時期かもしれない。
お子さまが何かやりたいかもしれない。
親が手をさしのべるところはどこか。
何もしないなら待ち方がわかればいい。
どうするか、わかるだけで凄く心が楽になり、安心できます。
例えば先生が、「お子様に会いたいから学校に連れて来てほしい」と連絡をしてきた。
お子様は、家の中でゲームばかり。何も話をしないから、先生の話を告げていいか迷う。
親御さまは、学校に関することには敏感になります。なぜなら?
「学校の話は大事」と思うからです。
親御さまは、我が子に話さなければと思う。せっかくだから気持ちを聞いてみたい気もある。
ここで、親御さまがお子さまをどう思っているかで、お子さまへの伝え方も変わります。
●「いつまでこんな生活をしてるの?」とお子さまに不満を感じてる場合。
「学校の先生が会いたいって言ってきてるよ、どうするの?」
「先生も困るから、何か返事をしなくちゃならないけど」
お子様は親からの言葉で、黙ってばかりいて先生を困らせないでと自分を責められたと感じます。
● まだ学校には行けないなぁ、と思いながら親子の会話がない場合。
「学校の先生が会いたいって言ってきてるよ、どうするの?」
「行きたくないなら断るよ」
お子さまの様子から、学校には行きたくないんだと先回りして決めてしまう。
● 以前お子さまに学校のことを聞いた時、「行きたくない!」と言われた場合。
前に聞いた。また喧嘩になるのが嫌だ。過去を思い出し、学校のことはお子さまに一切言わない。
●お子さまの気持ちを尊重して見守りをしている場合。
「学校の先生が会いたいって言ってきてるけどどうする?」と、問いかけるだけ。
不登校に正解がないって、こういうことです。ここからもう少し説明します。
★お子さまに「何か返事をしなくちゃならない!」と言ったところで、返事ができないから黙っているのですね。
先生が困っても、仕方がないの。今は答えが出せないからです。
行きたくないとは言えない。親の気持ちが痛いほどわかるから。
もし、お子様と、まともに話ができないなら、なぜ話ができないのか?
学校に行かせることより、少しでも、お子さまと話ができる状態になる。
親子関係が良くなればお子さまは元気になり、不登校は良くなります。
★「行きたくないから黙っている」わけじゃないんですね。
親に自分の気持ちを聞いてほしい。でも、何か言うと、親を心配させる、あるいは親から余計な言葉が返ってくる。
不登校の自分は返す言葉がない。うまく思いを伝える自信がない。
親と話がしたい時もある。でも話ができない。
我が子の話を聞ける親になるから、お子さまは話をしてくれます。最後まで聞く!と決意すればいいのです。
長くなるので一息。
★「学校のことは一切言わない」
お子さまが、学校のことを考えたくない状況なら、言わないのもありかもしれません。
お子さまの心が安定して、明るくなってきたり親が楽になればいいのです。
「心配だけど、どうしたらいいかわからない」と悩んでいませんか?
腫れ物に触るような態度を親がとると、お子さまの心は萎縮します。親に話をしたくても気を遣います。
「行きたくない」と言われたら、子ども心が落ち着く時間は必要です。
では、会話がないまま、どれだけ日にちが過ぎてる?1週間?2週間?
その時間、どう見守るかが大切なの。なぜなら?
お子さまは、その時「行かない」と言ったけど、そのままでいいとは思っていないからです。
お子さまは、本当に、「今も」行きたくないのでしょうか?
「行きたくない」会話になった時、どんな状況でしたか?
親御さまが、先生の言い分に同調して上から目線でものを言って、喧嘩腰に「行きたくない!」だったとしたら?
その時は、行きたくないと思ったけど...。今は、行きたい気持ちがあるかもしれません。
学校の話を何も言わないなら、いつまで続ける?
エネルギーが溜まってくると心も変化してきます。親には見せないけどね。
お子さまの気持ちを、親の目線で決めつけないのが大事です。
★問いかけるだけ
どうする?のあと、もし、何も言われないなら、それが答えだと私は思います。
「返事をしないからもう一度聞いたら、イライラされた」とお子さまの様子をお話しされる親御さまが時々いらっしゃいます。
イライラするのは「なぜ?」
話をしたくないのか。行きたくないのか。
わからないなら、わからなくていい。ありのままを静かに受け入れる。
ここで、「返事をしてくれないとわからない!」と、わざわざいう必要はありません。同じことを二度聞かなくていい。
いずれも正解は無いので、この話はこれで止めておきます。
わかりやすいように少し誇張して書いてますが学校からの電話に対する声かけ一つで、こんなにあります。
ここからは親ができること。
● 心配するのは、やめましょう。
不安を心から出す。誰かに話す。
自分で不安を膨らませない。
返事をしなかったなら、その事実があるだけ
不安や心配を取り除くと余裕が出来てお子さまを、ゆったり見れます。
● 情報ばかり集めない。
頭でっかちになると、お子さまに何かやりたくなる。早く学校に行ってほしくなる
人の話は我が子に当てはまらない。正解がないんだもん。
やらなくていいことはしない。
あなたが、「お子さまを見て行動を変える」とお子さまも変わる。大丈夫!
「親が変われば子も変わる」は、大きな話で、なくていい。
小さな行動が明日につながります。
声かけをしたらお子さまがイライラした。「まあいいや。今は子供が機嫌が悪かったんだ」
では、ないんです。お子様が機嫌を損ねたことを簡単に流してしまわない。
ひょっとしたら?あなたの言葉や態度が何か影響しているかもしれません。
だからどうする?次です↓
● 自分の言動を振り返る
お子さまの微妙な変化は、あなたが自分の言葉と行動をどうするかを振り返るきっかけを子どもが与えてくれた。
見た目マイナスな出来事に凹まない。
時間は有限です。そんな時間があるなら?
感情が出た!今こそ見守りを見直すチャンス
あなたは信頼される親になれるよ。
子どもは無限の可能性がある。
長文を読んでくれてありがとう
いつもあなたを応援しています!