● 不登校になったら一番初めに何から手をつければいいですか?樺沢紫苑さんの話
こんにちは。不登校専門カウンセラーさくらです。
樺沢紫苑さん、ご存じですか?YouTubeで昨日、不登校のお話をされていました。
「不登校になった。まずはじめに何をすれば学校に行けるようになりますか?」
との親御様の質問に対してのお話でした。
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「不登校を治すベストの方法」
十分な睡眠をとる、昼夜逆転をしない。
そのために、規則正しい生活をする。朝の光を浴びる。体内時計を正しくする。散歩する。
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「朝一番に窓を開けて光を浴びると、体内時計がリセットされる」話はお聞きになられたことがあると思います。
他にも、スマホは寝たい時間の1時間前に辞める。
なぜなら?ブルーライトは体に良くない。寝る前にスマホを見ると脳が活性化する。
夜に部屋に入ってスマホがやりたくなるなら、親にスマホを預けて、夜は早く寝る。
不登校になってまず初めに親が相談すると相談機関でも、「早く起きる生活習慣にしてください」とアドバイスを受けることが多いです。
昼夜逆転をしているから、朝起きれない。起きれないから学校に行けない。
だから規則正しい生活をさせる。「そのとおりだ」と理解できるので、親御さまは必死になる。
「どうやったら昼夜逆転が治りますか?」との親御さまの声は、私は過去に数えきれず聞いてきました。
規則正しい生活。不登校になった初期の親御さまの最初のぶち当たる壁です。
もし、あまり苦労することなく規則正しい生活が出来るお子さまなら、できるならやった方がいいと思います。
スムーズに朝が起きれるようになり、1週間で不登校が良くなるケースもあります。
でも、お子さまが頑張りすぎて、限界を越えてとうとう不登校になってしまうと。
ド~ッと疲れが出て、朝から寝込んでしまうお子さまもいます。
息子のように朝が苦手で起きづらい子もいる。
さらに、親御さまが「昼夜逆転を治せば、学校に行けるようになる!」と思い込んで、朝起こすことだけに必死になると、お子さまにストレスがかかる。
昼夜逆転だけに目を向けて、親子のバトルが繰り広げられたら、本末転倒です。
お子さまは苦しいあまり、さらに自分を守ろうとする。
焦らないでほしい。
不登校になると、「学校に行けるようになる」ための方法を親御さまは探ります。
お子さまが「学校に行きたい」のか?
今は1日休んで、学校から遠ざかりたいのかもしれない。
「頑張ろう」と思えるから、朝が起きれて、学校に行けるようになります。
不登校になると、誰もが目先の出来事に目を奪われがちです。
「1日休んだら勉強が遅れる!」「テストが受けられない!」
現実を目の前に親御さまが慌てると、お子さまはプレッシャーを感じます。
早く学校にと思うのは、親なら誰でも思う。でも、早く!と焦るから、長引かせることもある。
私は、不登校の初期、息子を起こそうと、毎朝バトルして、仕事どころじゃなかった。
もがいて抵抗されて泣かれて、朝から大騒ぎになりました。
親子の葛藤の日々が長く続いて、不登校も解決まで時間を要しました。
学校が、今、本当に、お子さまのためなのか。
1日でも休んだら怖い!と、すぐにでも学校に行かせようとする。そのために昼夜逆転を治そうとするから、お子さまの気持ちが置き去りになる。
まずは、お子さまの気持ちを尊重する。
もし、昼夜逆転をなおしたいなら、「規則正しい生活をするといいらしい」「ゆっくりでいいから、睡眠をとれるといいね」くらいで始めればいい。
反応がないなら、無理に睡眠時間を正しくしようと押し付けない。
少しくらい休んでも大丈夫だよ。なんとかなるよ。と、まわりがゆったり構える。
お子さまがやる気になるから不登校の悩みが消えて願いが叶います。
親がお子さまを学校に行かせる。ではなく、学校は、自分から行くようになる。と信じる。
大丈夫!
いつもあなたを応援しています。