●「明日は学校に行く」という言葉に振り回されます。どうすればいいでしょう?
おはようございます不登校専門カウンセラー小川さくらです。
あなたのお子様は、自分のペースで不登校を乗り越えます!
自分のペースとは、時期や周りに惑わされないことです。
お子様の不登校は、動き始めたら立ち止まらず、解決します。
あるお母さまから、質問をいただきました。
「明日は学校に行く」とお子様が言われたとき、どんな気持ちになりますか?
嬉しい?最初は嬉しいかも。そのうち、回数が重なると?
「どうせ行かないんだから、言わなくてもいいのに…」と思う。
昔の私です。こんなことばかり思っていました。
明日こそ学校に行ってほしい。
自分で言ったことくらい実行してほしい。
これ以上私を振り回さないで。
息子が、「学校に行く」というのに行かない。明日は行くと思うと、またダメ。
最初は、息子が言うたびに、「なぜ行くと言ったのに行かないんだ!」と、イライラをぶつけて怒っていました。
そのうち、息子が荒れるようになり、私は、口では言わなくなりました。
だけど、モヤモヤは残る。
気持ちの持って行き場がなくて、裏切られたと思い、嘘つき!オオカミ少年と、心で息子を非難していました。
たとえ、マイナス言葉を口に、しなくても…。
相手を責めて、親が、ガッカリしてたら、負のオーラは伝わります。
なぜお子様は、口に出すのでしょう?
「明日は行こう」と、その時、本当に思った。
お母さまの曇った表情を見て、「明日こそ行こう!」と思っての言葉かもしれません。
不登校になると、思ったことを行動に移すことが、むずかしいです。
できないわけではないのです。
ただ、思ったことが、できるようになるまでに、不登校は、時間がかかるのです。
なぜなら?
動くためのエネルギーが足りない。そして、心が揺れるからです。
ここで、「明日は学校に行く」と言われたら、どうするか?
「今ココ」だけ見る。
今ココとは、目の前のこと。今そう思った。
わが子の今の気持ちだけを受けとめる。
もし親御さまが、何か言いたかったら、「行きたいと思ってるんだね~」でもいいんです。
結果を求めない。
結果を求めると、期待してしまう。
その結果は、明日。明日は未来です。
明日の朝に、期待しないで、自分の思いは横に置く。
行こうと思っただけでも、お子様は、がんばろうとしているのです。
行きたくない時に、「明日は学校に行く」とは言いませんよね。
やろう!としたことが、一度で出来たら、不登校は存在しないかも。
親は淡々と、今のお子さまを受けとめる。
親御さまが、自分ができることを続けることで、お子さまは、自分で自分の道を作り出していきます。
「明日は学校に行く。」
わが子がそう思ったことを受けとめる。
すると、がんばろうとしたんだと、思える。
お子さまのやろうとした気持ちに寄り添うことで、お子様は、自分をわかってくれたと、嬉しくなります。
今回は、うまくいかなくても、「また、がんばろう!」と思えます。
その気持ちが、やる気につながります。
あなたは、我が子を信じることができます。
たくさんのお子さまが、元気を取り戻して、不登校を過去にしています。
きっと大丈夫!
いつも、あなたを応援しています!
メルマガ、不登校のお悩みに添った話を具体的に書いています。